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TikTokで流行「猫ミーム」元ネタを解説 ハッピーハッピーハッピー!

@happyhappiihappy #foryou #happycat #cat #catfunny #fyp #happyhappyhappy ♬ original sound - HappyHappyHappy

この3本目の動画には涙を流すバナナキャットも初登場し、他にも医者や看護師の格好をした犬や猫といった様々なコラージュ画像をキャラクターとして採用していることがわかります。

現在のSNS上で起きている「#bananacat」は、沢山の猫などの動物のコラージュ動画を制作する@happyhappiihappyさんによって生み出された「#happycat」に登場したキャラクターから生まれた、二次的なミームではないかと予想できます。

出所不明のコラージュ画像・バナナキャット

では、バナナの体に猫の顔を持ったあのバナナキャットはいったい何なのか。

現状「BANANA CAT」という名称でつくられた、最も古いと思われる動画が存在します。
BANANA CAT
カニエ・ウェストさんの楽曲「Wolves」をBGMに猫とバナナが融合するコラージュ動画が、2019年9月、現在でもチャンネル登録者数が400人にも満たないユーザーによって投稿されています。

何ともシュールな動画の仕上がりに目を向けた人もいたようで、投稿当時からいくつかコメントが確認できます。

再生回数が1万回を超えた際には、動画の概要欄で投稿者自身は「実際に見てくれる人がいるとは思っていなかった」とコメント。

今では再生数は16万回を超えています。

猫とバナナのコラージュ画像の出典そのものは定かではありませんが、その画像を動画素材として用い「バナナキャット」と名乗る動画は、ネット上で確認されている限りではこれが最古のもの。コメント欄には今でもコメントが寄せられており、この動画を「#bananacat」の始まりなのではないかと考える人も一定数いるようです。

今後、「#bananacat」のミームが拡大すればするほど、この動画を起源だと考える人が増えていくかもしれません。
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