来場者数は5万5千人となり、前回開催された冬コミ「C97」の初日19万人と比べると3分の1以下に抑えられた。
C99では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のため、有料チケット制の導入による人数制限を行なっている。
他にもワクチン接種証明の確認やホールごとにサークルスペースのこれまで以上の間隔確保など、「C99」は新たなルールの中で運営された。
コミックマーケット99の1日目が終了し、2日目の準備が始まっています。
— コミックマーケット準備会 (@comiketofficial) December 30, 2021
本日の来場者数は5万5千人でした。 #C99A
2年ぶりのコミケ、初日は5万5千人が来場
12月30日・31日(金)にわたり、2年ぶりに東京ビッグサイトで開催されている「コミックマーケット99」。2019年12月に75万人が来場した冬コミ以来、2年ぶりの現地開催となるコミケでは、およそ2万のサークルが同人誌はじめ作品を展示・頒布している。
今回、感染拡大防止策が功を奏した形と言えるだろう。1日目閉会いたしました!
— コミックマーケット準備会 (@comiketofficial) December 30, 2021
参加者の皆さまお疲れ様でした。
これから2日目の搬入作業体制に移行してまいります。#C99A pic.twitter.com/RpqFj4eKxH
「C99」にサークル参加した男性は、編集部の取材に対し「来場者はやっぱり少ない印象。体感としては通常の3分の1程度。」と回答。参加者たちが目に見えて感じる程には、その規模は縮小されているようだ。
また、頒布物をいつもより減らしている人も多いとのこと。サークル参加の男性は「有料で入った人が完売で買えないのは申し訳ないので、自分はいつも通りの部数を用意しています」と教えてくれた。
オミクロン株の流行というコロナ禍にあって「無事に終わってくれればいい」と心配の声もあるが、無事初日が終了。明日31日が最終日となる。
コミケ初日をレポート
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連載
2021年12月30日(木)・31日(金)の2日間にわたって東京ビッグサイトの東・西・南展示棟(サークル・企業ブース)で開催される「コミックマーケット99(C99)」を特集。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で中止・延期を経て、2019年12月の冬コミ「コミックマーケット97」以来2年ぶりにリアル開催される世界最大級の同人誌即売会。 参加者の入場に新型コロナワクチンの接種証明やPCR検査結果証明の確認を実施、東西エリアが自由に行き来できないなど、従来とは大きく異なる中で1日あたり約10000サークルが参加。 サークル、コスプレ、一般、さらには準備会と、コミケにおける全参加者の状況を特集する。
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