「コミケ100」8月に2日間開催 企業ブース半減、ワクチン3回目摂取も視野

「コミケ100」8月に2日間開催 企業ブース半減、ワクチン3回目摂取も視野
「コミケ100」8月に2日間開催 企業ブース半減、ワクチン3回目摂取も視野

「コミックマーケット99」初日の東京ビッグサイト前/編集部撮影

POPなポイントを3行で

  • 「コミックマーケット100」開催日が発表
  • 東京ビッグサイトで8月13日から14日に
  • 感染対策にワクチン3回目摂取も視野
「コミックマーケット100(C100)」の開催日が2022年8月13日(土)から14日(日)になることが発表された。併せて開催に向けた基本方針も発表されている(外部リンク)。

会場は東京ビッグサイトの全ホール。開催時間は、10時30分から16時までを予定している。

サークル申込は2月22日(火)に開始される。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策も講じた上で、サークル数は約22000サークル総参加者数は1日当たり8万人から9万人を想定している。

なお検温などの感染対策の実施場所にスペースを割くため、企業ブースは前回の「コミックマーケット99(C99)」と比べて半減されるという。

「C99」は、同じく2日間の開催で計11万人の来場者を記録していた。

「ワクチン・検査パッケージ」など対策は引き続き

新型コロナウイルス感染症への対策については、検温などと共に「C99」でも行われた「ワクチン・検査パッケージ」を引き続き採用するとしている。

参加者のワクチン摂取などを条件に、飲食店やイベントへの入場制限を緩和する制度「ワクチン・検査パッケージ」。

同制度は現在、オミクロン株の流行に伴い、政府から当面の停止措置が発表されている。しかし、コミックマーケット準備会は、3回目のワクチン接種が普及する8月までには制度が再開されると想定。ワクチンを接種できる場合は、3回目の摂取をと促している。

なおこれらの対策方針は現時点のものであり、詳細は7月にコミックマーケット準備会の公式サイトで発表を予定。また開催時点での政府や東京都ほかのガイドラインに準じてイベントを行うとしている。

「徹夜組・始発ダッシュ」の解消、コロナ禍の開催で起きた変化

準備会共同代表の市川孝一さんは、2年ぶりの現地開催となった「C99」に際して、KAI-YOUのインタビューに対し「まずコロナに感染しない、そして、万が一かかったとしてもうつさない」ことを徹底し開催されたと語っている。

「C99」では、入場の有料化や、人数の偏りを防ぐために開場時点では東展示棟と西展示棟をつなぐ通路が封鎖されているなど、感染対策などによりこれまでとは違っている部分も多く見られた。

しかし、入場が有料となったことで、これまで問題視されていた、徹夜で入場のために並ぶ通称「徹夜組」や始発に乗って会場まで走る「始発ダッシュ」などが今回は解消されていたのも事実だ。

そういった変化について市川さんは、「新しい形式の良い部分は残しつつ、今までの良かった部分を復活させられるよう、話し合いながら進めていき、最善という意味での“元の形”に戻せたらいいなと思います。」とコメントしている。

コロナ禍でのコミックマーケット

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イベント情報

コミックマーケット100

開催日
2022年8月13日(土)~14日(日)
開催時間
10:30~16:00(変更の可能性があります)
場所
東京ビッグサイト・全ホール
サークル数
約22000サークル(予定)
総参加者数
1日当たり80,000~90,000人(予定)
※上記情報は、今後変更される可能性があります

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