BIG-OトリビュートEPにPUNPEE、5lack、BIMら 同時公開MVには盟友集結

「BIG BLUE (MURO’s KG Remix)」/画像は動画【MV】SHAKKAZOMBIE - BIG BLUE (MURO’s KG Remix) Feat. IGNITION MAN, SUIKEN, MACKA-CHIN, DABO, GORE-TEXより

POPなポイントを3行で

  • SHAKKAZOMBIE・BIG-OトリビュートEPが配信
  • 同時に「BIG BLUE」リミックス版のMVが公開
  • ファッション界にも影響を与えたBIG-O
ラップグループ・SHAKKAZOMBIEのメンバーで、1月に急逝したBIG-O(OSUMI)さんへのトリビュートEP『BIG-O DA ULTIMATE』が、7月7日に配信された。

あわせて、名曲「BIG BLUE」のリミックス「BIG BLUE (MURO’s KG Remix) Feat.IGNITION MAN,SUIKEN,MACKA-CHIN, DABO,GORE-TEX」のMVが公開された。

MVには過去の秘蔵映像や秘蔵写真に加え、SHAKKAZOMBIEのIGNITION MAN(HIDE-BOWIE)さん、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバー・SUIKENさん、MACKA-CHINさん、DABOさん、GORE-TEXさんらとの共演映像も盛り込まれたメモリアルな内容になっている。

トリビュートEP『BIG-O DA ULTIMATE』

EP『BIG-O DA ULTIMATE』には、VaVaさん、JUBEEさん、BIMさん、5lackさん、PUNPEEさんなど、名だたるラッパーたちが参加。

SHAKKAZOMBIEの面々がジャンルの垣根を超えて多くのアーティストと共演していたこともあって、toeの山㟢廣和さんやBRAHMANのTOSHI-LOWさんらも参加している。

数々の名曲を生んできたSHAKKAZOMBIE

画像は動画「BIG BLUE (MURO’s KG Remix) Feat. IGNITION MAN, SUIKEN, MACKA-CHIN, DABO, GORE-TEX」より

SHAKKAZOMBIEは、MCのBIG-O(OSUMI)さんとIGNITION MAN(HIDE-BOWIE)さん、トラックメーカーのTSUTCHIEさんの3人によるラップグループ。

1994年に結成、1996年にレーベル・cutting edgeよりメジャーデビュー。同年に日比谷野外音楽堂で開催され、未だに語りぐさになっているヒップホップイベント「さんピンCAMP」に参加した。

今回発表されたEPにもリミックスが収録された名曲「」「共に行こう」「空を取り戻した日」などを筆頭に、多くの楽曲を生み出している。

またメンバーの2人からのコメントも公開された。

IGNITION MANさんコメント   
「オオスミと出会って約30年。
色々な記憶があるけど、こんなに早くお別れの日が来るとは思ってもみなかった. . . 。
突然の事に頭がついていけなかったけど、古くからの仲間達の有志で今回のトリビュートEPを完成する事が出来ました。
そして、新たな世代のアーティスト達もこの気持ちに賛同していただいて本当に感謝感謝です。
この半年、心を込めて制作をして来ました。
こんなにオオスミの事を考えたことがあっただろうか?
是非、ファッションのオオスミタケシだけではない、ラッパー " BIG-O " を感じて下さい!
ありがとうマイメン. . . 安らかに。。。」

TSUTCHIEさんコメント 
「未だに実感が湧かないまま、時間だけは過ぎています。
みんな、そうなんじゃないかなと。
今回の制作中、オオスミくんの声を聴きながら当時の記憶が沢山甦りました。
そして、その声が今でも色褪せてない事にも改めて気付けました。
俺は本当に良い時間を過ごせてたんだなぁと。
もちろん今回もだし、きっとこれからも。
トリビュートという言葉では括りたく無いぐらい素晴らしい作品になったと思います。
今までお世話になった方、そして今回の企画を表立って進めてくれたヒデボウ、山ちゃん、ハッシーをはじめ、ご協力頂いた皆さんには感謝しかありません。
そして、オオスミくん、ありがとう。
ヒデボウも含め一緒にこの3人でSHAKKAZOMBIEとしてやれた事、何よりも誇りです。」

ファッションシーンも席巻したBIG-O(OSUMI)

BIG-Oさんはオオスミタケシ名義で、SWAGGER、PHENOMENON、MISTERGENTLEMANのデザイナーをつとめ、ストリート雑誌などメディアでも活躍。ストリートファッションシーンのアイコン的存在として注目を集めていた。

個人の世界観を表現したブランド「PHENOMENON」では、ストリートブランドという枠から飛び出し、自身のアイデンティティでもある音楽を様々な形に落とし込んだアイテムを発表してきた。

よりスタンダードなテイストのブランド・MISTERGENTLEMANでも才覚を発揮するなど、アパレル界でもデザイナー・オオスミタケシとしても世界に大きな影響を与えていた。

「Keep It Myself !」

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