その寸法は縦が約1m、横が70cmで、通常の新書と比べて約36倍の面積。重量は約13kg。主人公であるエレン・イェーガーの巨人が読むサイズを想定して制作された。
100冊売れた場合、ギネス世界記録として認定されるということでも話題となっており、販売開始から約2分で完売。
2018年にブラジルで出版された本『TurmadaMônica』で達成された記録を更新した。
【ギネス世界記録™ 公式認定員 寺西らら氏】
『出版された最大の漫画本』においてギネス世界記録の達成、誠におめでとうございます!こちらの記録は2007年にアメリカで、そしてその後2018年にブラジルで達成された記録を更新して認定されました。世界の漫画文化を牽引する日本でこの記録が達成されたことは、個人的にもとてもうれしく思います。制作そのものの過程でのご苦労はもちろん、測量士による正確な計測データや販売証明など細かく規定された証拠物をご提出いただく必要があり、認定されるまでの道のりは決して容易なことではありません。ご関係者様皆さまの熱い気持ちがあってこそのギネス世界記録の達成だと思います。本当におめでとうございます!
【図書印刷株式会社 平野 雄三氏】
ギネス記録への挑戦に参画させて頂き大変光栄でした。
世界屈指の人気コンテンツと日本の製造技術が一体となり、まさに世界に誇る「クールジャパン」を具現化させたような作品となったのではないかと感じています。
本作と共に、これからも全世界に向けて巨人級のインパクトを与え続けていくであろう事を楽しみにしています。
【週刊少年マガジン編集部 『進撃の巨人』担当編集 川窪慎太郎】
宣伝部から提案を受けた際は「え、進撃ファンなら余裕で達成してくれるでしょ」と返答したものの、実際に価格と冊数を聞いて内心ドキドキしていました。結果は皆様ご存知の通り2分とかからず完売、そしてギネス達成となりました。価格に見合う素晴らしい本を作ってくださった図書印刷様と、いつでも一緒に作品を盛り上げてくれる進撃ファンの皆様に感謝します。ありがとうございます!
6月に最終巻が発売される『進撃の巨人』
人間を捕食する天敵「巨人」がいる世界で、“自由”に憧れるエレン・イェーガーを主人公に、人類の壮絶な戦いを描く。
新人作家の初連載作品であるにもかかわらず、2011年には「第35回講談社漫画賞の少年部門」などを受賞し、各方面から高い評価を受けた。
世界累計発行部数は1億部超え。アニメ誌だけではなく一般紙や報道メディアでも特集が組まれ、社会現象を巻き起こした。
コミックス最終巻となる34巻は6月9日(水)に発売される。
心臓を捧げよ!
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