ホロライブ運営カバー社、カプコンと契約締結 配信で『モンハン』などが使用可能に

ホロライブ運営カバー社、カプコンと契約締結 配信で『モンハン』などが使用可能に
ホロライブ運営カバー社、カプコンと契約締結 配信で『モンハン』などが使用可能に

カバー

POPなポイントを3行で

  • ホロライブ運営のカバーがカプコンと契約を締結
  • カプコンのゲームコンテンツを配信時に使用可能に
  • 2020年夏に起こったトラブルがこれでいったん解消か
バーチャルYouTuber(VTuber)事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバーが、カプコンと著作物の使用に関する契約を締結した。

これにより、今後VTuberグループ・ホロライブホロスターズに所属するVTuberたちが、配信などでカプコンのコンテンツを使用できるようになった。

またカバーは、カプコンのコンテンツを使用した過去の配信についても許諾を得たと発表している。

2020年夏に一悶着あったカバー社とカプコン

カバーはこれまでに任天堂セガエクストリームと同様の契約を凍結しており、ここにカプコンも加わることになった。

カプコンは「モンスターハンター」「バイオハザード」「ストリートファイター」のシリーズ作品など、多くの名作を手がける言わずとしれたゲームメーカー。それだけに、今回契約を締結できた意義は大きい。

しかしここに至るまでには紆余曲折があり、その発端は2020年夏。「ホロライブプロダクション」に所属するVTuberたちが、相次いでゲーム関連のアーカイブ動画を削除・非公開にした出来事にある。

この時に削除・非公開になった動画の中には、カプコンの作品もあり、のちに法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」の取材によって、カプコン側からカバー側へ一定の働きかけが行われた事実が明らかになっていた(外部リンク)。

所属VTuberたちもポジティブなツイートで祝福

こうした背景を踏まえると、今回のカプコンとの契約締結が持つ意味が、他社のそれとは少々異なることがわかる。

これで今後カプコンのコンテンツを使用した配信ができるということもあり、「ホロライブプロダクション」に所属するVTuberたちもポジティブな反応を示している。

ルールの確認は大事

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