そんな童心に共感してくれる人なら間違いなくハマる造形作品が、聖なる夜に誕生した。
「クリスマスデコレーションの星飾り(10個)を細かく切って針金でつないでロボットを作りました」 キラキラとまばゆい輝きを放つのは、紙製のロボット「カミロボ」を30年以上にわたってつくり続ける造形師・安居智博さんの作品だ。
サンタクロースに「これと同じものをください!」ってお願いしちゃいそうじゃない?
【画像】造形師・安居智博さんの作品、星飾りのロボットにむっきむきのアヒルも
「カミロボ」で知られる造形師・安居智博
安居さんは、「ヤスイ工房」としてフィギュア造形やプロレスマスク制作など幅広いものづくりを行う造形師だ。ホームセンターで買ってきたクリスマスデコレーションの星飾り(10個)を細かく切って針金でつないでロボットを作りました。メリークリスマス。 pic.twitter.com/w2cEfLmtfq
— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) December 24, 2020
KAI-YOU.netでは以前にも、浮世絵師・葛飾北斎の「富嶽三十六景」をモチーフにしたカミロボや、「ぷかぷかアヒル」を組み合わせた「むきむきアヒル」を紹介。
その巧みの造形技術と、普段目にするものからポップなビジュアルを生み出す表現力は、KAI-YOUでもお馴染みのクリエイター……と言っても過言ではないはず。
「アヒル」と「どうぶつのり」でつくった作品も話題に
せっかくの機会なので、安居さんには2020年つくった作品の中で印象深いものを聞いてみると、前述の「ぷかぷかアヒル」とフエキの「どうぶつのり」でつくった作品を挙げてくれた。 「ぷかぷかアヒル」改め「むきむきアヒル」がつくられたのは2月。ちょうどコロナ禍による閉塞感が広がってきた時期だった。「せっかくつくるのなら広くたくさんの人に楽しんでもらえるような作品をつくろう、という意識を強く持ちながらつくりました」と安居さん。 一方、フエキ(不易糊工業)のどうぶつのりでつくった作品は、「もともとは(ファンアートとして)勝手につくった作品だった」ものが、話が広がって公式に。
最終的に、心斎橋パルコのフエキショップで不易糊工業の公認アート作品として展示販売されるに至っている。
100円ショップで買ってきた「ぷかぷかアヒル」7個を細かく切って針金でつないで全身が動く人形を作りました。 pic.twitter.com/aC0rvF3syw
— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) February 21, 2020
【画像】造形師・安居智博さんの作品、星飾りのロボットにむっきむきのアヒルも「フエキどうぶつのり」の容器をつなぎ合わせて作った人形を、不易糊工業(株)公認のアート作品として展示・販売することになりました。
— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) November 13, 2020
場所:フエキショップ(心斎橋PARCO 9F 東急ハンズ内 2020年11月20日open)
数量限定販売 *詳細はフエキショップにお問い合わせ下さい。 pic.twitter.com/qL6lkAFXZA
2021年もポップな造形作品に出会えますように
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連載
日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。
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