そのレジンを使って紅葉の落ちた水面を表現した美しいテーブル「椛~MOMIJI~」が注目を集めている。
一瞬「波紋が揺れてる?」と錯覚してしまいそうなテーブルを制作したのは、レジン作家のニケルxpさん。
学生時代に応用化学(有機合成化学)を専攻していた知見を活かし、科学的な視点から製品開発や量産作業の効率化までこだわる透明樹脂作家だ。
【画像】揺らめく水面を感じるレジンテーブル
ニケルxpの手がける美しいレジン作品たち
ニケルxpさんは、制作時の素材選びや製法にもこだわりが深い。ハンドメイドのレジン製品は劣化しやすいものが多いからだ。そのため試作を繰り返し、耐久性や紫外線による変色へのテストを行い、問題がないかを確認してから販売をしているという。
紫外線による黄変や褪色がないか、屋外に置いてより耐候性を検査する様子
話題のローテーブル「椛~MOMIJI~」もその1つ。ニケルxpさんによれば、「京都の瑠璃光院でインスピレーションを受け、“紅葉の落ちた庭園の池”をのぞき込んだようなイメージで制作した」という。
「椛~MOMIJI~」
天板は食器などを置いても傷がつきにくいよう表面をコーティング。十分な重量があるため、金具で止めなくても安定感があり、分離もできるので手入れもしやすい。
天板は取り外し可能で、下はシェルフになっている
クラウドファンディング企画の完成品としてつくられたこのテーブルは、蓄光素材を使用することで暗闇で蒼く輝くようになっている。
Lençóis Blue Lagoon(レンソイス・ブルーラグーン)
水溜りボンドも注目したロマンあるUSB
「生体メモリ」
この作品は、人気YouTuber・水溜りボンドが動画でドッキリに使用したことでも話題に。動画は85万回以上再生されている。
同サービスでは、ニケルxpさんの試行錯誤と製作のノウハウがまとめられた自費出版の書籍も出品されている(外部リンク)。
【画像】揺らめく水面を感じるレジンテーブル紅葉が落ちた水面のテーブルを作りました。
— ニケルxpは11/7,8デザフェス両日K-298 (@ni28_xp) October 4, 2020
波紋頑張って作ったんだけど結構本物っぽく見えるのでは…!?#nickeLab pic.twitter.com/DhnQthxsPm
連載
日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。
0件のコメント