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連載 | #297 ポップな画像を紹介してみた

金属のセミがカエルに変形! 造形作家の職人技「可変角蛙」

金属のセミがカエルに変形! 造形作家の職人技「可変角蛙」

画像はすべて「Gallery花影抄」の提供

POPなポイントを3行で

  • 金属造形作品「可変角蛙」
  • ツノゼミとカエルの形状を両立
  • 金属造形作家・坪島悠貴の作品
ツノゼミからカエルに変形する金属造形作品「可変角蛙」。

そのギミックがあっと言わせる完成度です。

これが

こうなって

ここをこうして

あそこもこうしたら

こうなる!

金属造形作家・坪島悠貴さんの作品で、ツノゼミの頭部がそのままカエルの頭に、同じように羽は足になるなど、緻密な設計とデザインが光ります。 一体どうやって考案・制作しているのか。坪島悠貴さんがそのこだわりを語ってくれました。

各部が連動して変形する仕組み

──作品をつくる工程を教えてもらえますか?

坪島悠貴(以下、坪島さん) 私の他の作品にも共通していますが、(3Dモデル作成ツールの)3D CADソフトを使い設計して、そのデータを3Dプリントします。

それを原型として、ジュエリーなどと同様のロストワックス(原型に金属などを流し込む鋳造方法)で金属にします。

そうやってできたパーツを組み立てることで作品を完成させます。 ──その工程内で気をつけていることはありますか?

坪島さん それらの工程でつくるパーツはそのまま使えるものではありません。

各工程で手作業による修正、調整、仕上げが必要です。

──変形する作品をつくるようになったきっかけはありますか?

坪島さん 学生の時から金属でオブジェなどをつくっていましたが、数年前にギャラリーからお誘いを受けて、根付(かつて武士/町人が巾着、煙草入れ、印籠などを携帯する時に使った留め具)の作品をつくった際に、壊れやすいパーツを内部に収納できるようにしたのがきっかけです。

最近では一か所を動かすと連動して他の部分も同時に変形する“連動変形”にも挑戦していて、本作品もその一環として制作したものです。 変形前後のモチーフには関係性を設定していて、今回のテーマは“捕食”です。

ツノゼミとカエルは一見無関係ですが、小さな昆虫とカエルという捕食関係にあると言えます。

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