東京都の目黒寄生虫館が、公式サイトから支援・寄付を呼びかけている。
生物ファンや虫界隈の聖地として知られ、たびたびメディアでも取り上げられる目黒寄生虫館だが、コロナ禍によって2020年3月から約3か月間、臨時休館。
営業再開後も来場者数が減少しており、寄付金やミュージアムショップでの売上が大幅に減収。その減収額は650万円を越える見込みだという。Tokyo Parasite Museum?! 寄生虫博物館(東京)
入館料無料ながら、寄生虫の研究活動や標本の収集を行い、標本約60,000点、図書文献約16,000冊を所蔵するなど、寄生虫研究・教育にとってなくてはならない場所となっている。
さらに研究・教育といった学術目的だけでなく、尖ったデートスポットとしても知られるほか、生き物好きたちにとっても聖地とされ、文化・エンターテイメント的な施設という側面も持つ。海外からの来訪者も多いという。
郵便振替・銀行振込、クレジットカード決済、PayPal決済、ソフトバンク決済などが用意され、募金を行うことができる。
コロナ禍によって、様々な業態が深刻な経済的損失を受け、持続的な経営が破綻する企業や団体も多い。
目黒寄生虫館は様々な面で重要な公益性の高い施設であるだけに、その健全な存続が望まれる。
寄付の呼びかけから5日、合計1270名から595万2144円の寄付が集まったという。
同施設では支援に対して感謝を述べるとともに、「今後も公益活動の継続のため、引き続きご支援くださいますようよろしくお願い申し上げます」とコメントしている。
生物ファンや虫界隈の聖地として知られ、たびたびメディアでも取り上げられる目黒寄生虫館だが、コロナ禍によって2020年3月から約3か月間、臨時休館。
営業再開後も来場者数が減少しており、寄付金やミュージアムショップでの売上が大幅に減収。その減収額は650万円を越える見込みだという。
世界唯一の寄生虫専門の博物館
公益財団法人として運営される目黒寄生虫館は、自治体などの出資母体を持たない独立採算制の民間の博物館。医学博士として活躍した亀谷了さんが私財を投じて1953年に創設された世界唯一の寄生虫専門博物館だ。さらに研究・教育といった学術目的だけでなく、尖ったデートスポットとしても知られるほか、生き物好きたちにとっても聖地とされ、文化・エンターテイメント的な施設という側面も持つ。海外からの来訪者も多いという。
公式サイトから様々な寄付方法を用意
目黒寄生虫館の公式サイトでは、前述の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による大幅減収をうけて、2020年度の寄付金目標金額を「500万円」に設定したことを発表。郵便振替・銀行振込、クレジットカード決済、PayPal決済、ソフトバンク決済などが用意され、募金を行うことができる。
コロナ禍によって、様々な業態が深刻な経済的損失を受け、持続的な経営が破綻する企業や団体も多い。
目黒寄生虫館は様々な面で重要な公益性の高い施設であるだけに、その健全な存続が望まれる。
8/19追記:目標金額である500万円を達成
目黒寄生虫館は8月19日、同日9時の段階で、目標金額である500万円を達成したと発表した。寄付の呼びかけから5日、合計1270名から595万2144円の寄付が集まったという。
同施設では支援に対して感謝を述べるとともに、「今後も公益活動の継続のため、引き続きご支援くださいますようよろしくお願い申し上げます」とコメントしている。
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