引退についてRNGは、Uziさんが抱えていた故障によるものと発表。引退後もUziさんの活動を支援していくとしています。
Uziさんは2012年からプロゲーマーとして活動。LoLの中国地域において初期から活躍し、2018年には同チームを国際大会優勝に導くなど中核メンバーとして重要な役割を担いました。
As of today, LPL0006 @UziRNG will officially retire. Uzi was not only the heart and soul of RNG, but also an icon in the esports world as a whole. From a teenager onwards he never gave up and worked as hard as he could to be the best he could in his role, he inspired many. pic.twitter.com/wsqqOnqE4o
— Royal Never Give Up (@RNGRoyal) June 3, 2020
チームメンバーの連携が重要なe-Sports・LoL
チームの5人にはポジションごとの役割が与えられ、味方を守るタンクや単体ダメージで相手の重要メンバーを一気に落とすアサシンなど、それぞれの役割と連携が試合の鍵を握ります。
Uziさんのポジション、ADCはAttack Damage Carryの略。その名のとおり遠距離からの物理攻撃によるダメージで敵を倒し、味方を勝利に導く(キャリーする)集団戦の要となる役割です。
世界に名だたるADCプレイヤー・Uzi
Uziさんは2012年から競技シーンでのキャリアをスタート。卓越した操作技術で、中国の『LoL』の1部リーグである「LoL Pro League(LPL)」においてトッププレイヤーとして注目を集めます。キャリアハイは2018年。夏の国際大会「Mid-Season Invitational 2018」にLPL代表1位として出場したRNGは、世界の並みいる強豪相手に優勝。
続く「2018 World Championship」においても、Uziさんは公式から発表されたプレイヤーランキングで1位に挙げられ、大会テーマソングのMVにも出演。NIKEとe-Sports選手として初のスポンサー契約を結ぶなど1年通して活躍しました。
活躍の裏にあった故障
Uziさんの輝かしいキャリアは、同時に故障との闘いの連続でもありました。2019年におこなわれたナイキのインタビューでUziさんは「40代から50代の腕だと医者から言われた」と右肩や腕にかけての不調を明かしています。
そんなLPLで初期から活躍し、地域のレベルを引き上げたレジェンドの引退。RNGの発表には他チームやプレイヤーから彼の引退を惜しむ声が届いています。
華々しいゲームの世界
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