家族の絆や生きることの意味を見つめ直し、再起をかけるe-Sportsのプロゲーマーを描いた作品となる。
そんな本作の刊行にあたり、カンザキイオリさんが書き下ろしたテーマソング「畢生(ひっせい)よ」を、バーチャルシンガー・花譜さんが歌うPVプロジェクトが進行中。
イラストレーター・米山舞さんが描き下ろしイラストを提供することも決定しており、今後さらなる展開も予定しているという。
デビュー作『リアル鬼ごっこ』がミリオンセラーの山田悠介
デビュー作『リアル鬼ごっこ』がミリオンセラーとなった山田悠介さん。その後も『親指さがし』『パズル』などヒット作を立て続けに発表してきた。新作『俺の残機を投下します』の刊行に合わせて、6月1日より特設サイトも公開中。
サイトでは物語のプロローグとなるスピンオフ作品全5篇が毎週1話更新され、8月末まで限定公開される。
花譜、カンザキイオリ、米山舞のコメント
花譜さんコメント
友達が授業で本の紹介の時に紹介していたり、本屋さんでたくさん目にしたり、学校の図書室にあったり、めちゃくちゃといって良いほど山田さんの作品が身近にあります。
たくさんの人にずっと愛されてきているのだなーと感じていて、そんな山田さんの作品に関わることができてとても嬉しいです。
カンザキイオリさんコメント
「畢生よ」は、残機達と出会い、葛藤する主人公の姿を、歌詞に込めました。
畢生よ、という話しかけるような題名は、主人公から残機達へ向けた問いかけと、決意を表してもいます。
沢山の人に読んで、聴いてもらいたいです。
米山舞さんコメント
人の一生にはそれぞれの選択、決断、積み重ねがあり、それがその人を形成している。
今回の作品を読ませていただいて、そのことがとても大事に、愛おしく感じました。
主人公や残機も、それぞれの登場人物にその一生が反映されたデザインになるように努めました。
花譜さんが歌うカンザキさんの心に迫る楽曲が素晴らしく、自分も聴きながらカバーを描かせていただきました。様々な意味合いを一枚に込めたのでぜひ細部まで見ていただけると嬉しいです。
クリエイティブを届けるまで
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書誌情報
俺の残機を投下します
- 著者名
- 山田悠介
- 発売日
- 2020年7月14日より全国順次発売
- ※地域により差があります
- 体裁
- 四六判/384ページ
- 予価
- 1,150円(税別)
- ISBN
- 978-4-309-02899-6
【本編あらすじ】
2030年、横浜。家族を捨てて、世界一のプロゲーマーを目指す一輝。それでも最近は成績が振るわず、徐々に心も荒んでいく。そんなとき、悩める一輝の前に謎の三人組が現れた。当初、不審に思い避けていた一輝だったが、彼らの命を賭けた切実な想いが、少しずつ一輝の凍った心を溶かしていく。元妻の結衣や一人息子の晴輝との絆を取り戻し、eスポーツワールドカップ・格ゲー部門で奇跡の快進撃を見せるのだが…… そこに待ち受けていた最大の危機。はたして一輝は愛する人たちを守ることができるのか? そして最後に選んだ一輝の答えとは?
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