企画は米ソニー・ピクチャーズが進行中で、映画『ヴェノム』の脚本家であるスコット・ローゼンバーグさんとジェフ・ピンクナーさんが脚本を執筆。
マーベル・スタジオの設立や映画「スパイダーマン」シリーズなどで知られるプロデューサーのアヴィ・アラッドさん制作会社アヴィ・アラッドプロダクションズが制作する。
米国での人気も高い『ワンパンマン』
『ワンパンマン』は、強すぎるがゆえにどんな敵でもパンチ1発(ワンパン)で倒してしまう男・サイタマを主人公としたアクション漫画。2009年よりWebサイト上でONEさんが執筆している。ソニー・ピクチャーズで「ワンパンマン」ハリウッド実写映画化進行中とのこと。楽しみです!アニメも頑張ります!#onepunchman #ワンパンマン
— TVアニメ「ワンパンマン」公式 (@opm_anime) April 22, 2020
Sony Developing Film Based on ‘One Punch Man’ Manga Series With ‘Venom’ Writers (EXCLUSIVE) https://t.co/wvmngKuRFH
赤いグローブとマント、黄色のスーツというヒーロー・サイタマ。他のヒーローが瀕死状態に陥る敵でも、本当にワンパンで倒してしまう爽快感はもちろん、最強であるからこその葛藤も描かれている。
2012年からはONEさんが原作を担当、同作のファンである漫画家・村田雄介さんが作画を手がけたリメイク版が、Webコミックサイト「となりのヤングジャンプ」で連載中。2015年と2019年にはTVアニメ化されている。
英語版の第1巻と第2巻は、ニューヨーク・タイムズの漫画ベストセラーリストに掲載。米コミック業界から注目されるアイズナー賞やハーベイ賞にノミネートされるなど、海外での人気も高い。
サイタマの表情の変化、実写でどう表現されるか
原作者であるONEさんは自身のTwitterを更新。「ハリウッドで作られる サイタマのストーリーがどのような内容になるのか 僕も今からとても楽しみです!」とコメントしている。ワンパンマンの実写映画化が決まりました。
— ONE (@ONE_rakugaki) April 22, 2020
皆さまのおかげです!ありがとうございます。
感謝に堪えません。ハリウッドで作られる
サイタマのストーリーがどのような内容になるのか
僕も今からとても楽しみです! pic.twitter.com/CuvBAsnFnZ
ファンの間では、実写化にあたってサイタマのビジュアルは楽しみなところだろう。漫画やアニメではマイペースなときと本気を出したときとの表情の落差が大きく、それがサイタマというキャラクターの魅力の1つでもある。
最近では『STEINS;GATE』(シュタインズゲート)がハリウッドで実写映画化、『ONE PIECE』がNetflixで実写ドラマ化が発表され、日本の漫画やゲームの実写化が再び活気づきつつある。
企画自体が頓挫・休止したり、スタッフやキャストが途中で交代したりと、ハリウッドでの映像化にはさまざまな障害がつきものだ。それでも、ワンパンで終わらせるという爽快感抜群のアクションが、どう実写で表現されるのか──楽しみに決まってる。
海を超える日本の作品たち
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