そんな彼の初のフォトエッセイ『テツヤ85歳、孫の服を着てみたら思ったよりイケてた。』が3月27日(金)に発売される。
本書は、シルバーテツヤさんへのインタビューを交えながら、その“産みの孫”であるクドウナオヤさんが、舞台裏や祖父との思い出を語るフォトエッセイとなっている。
一夜で人気者になったシルバーテツヤ
シルバーテツヤさんは秋田在住、元教師のおじいさん。おしゃれとは全く無縁の秋田の祖父にハイブランド着せて写真撮って、ど田舎でのファッションの無意味さを示そうと思ったら、想像以上にエモカッコよくなって、結果ファッションてすげえなってなった笑 pic.twitter.com/nfzfROfg1W
— 元クドウナオヤ(CV:花澤香菜) (@yeah70) May 8, 2019
2019年5月に孫のクドウナオヤさんが秋田に帰省した際、何も予定がなく暇だったので、「自分の服でおじいちゃんを変身させてみたら面白そう…」という些細な気持ちで写真を撮ったことによって誕生した。
Twitterに写真を投稿したところ7万件のリツイート、27万件の「いいね」と反響を呼ぶ。Instagramの専用アカウントを開設すると、3日間で2万人フォロワーに達し国内外数々のメディアに取り上げられた話題に。
2019年9月には初の個展「SLVR.TETSUYA "ENDRESS NOTE"」を表参道で開催。現在、Instagramのフォロワーは14万人を突破している。
とあるおじいさんの“人生の着替え”の記録
本書では「人生を、着替えよう。」というテーマのもと、クドウナオヤさんが数々の撮り下ろし写真とともに、舞台裏のストーリーを執筆。祖父と孫のくすっと笑える思い出話から、高齢者との新しい関わり方についても示唆に富む、読み応えのある一冊となっている。
30 歳を迎え、何か新しいことを始めることに
臆病になりかけていた僕に、
85 歳になるその老人は、鮮烈なまでに体現してくれた。
“いくつになっても、挑戦が人生を楽しくする”と。
――これは、
どこにでもいる田舎の老人で、
僕にとっては唯一無二のおじいちゃん「テツヤ」が、
一夜にして、世界中が注目するファッションアイコン
「シルバーテツヤ」となった“人生の着せ替え”の記録である。 本書「はじめに」より
人生、何があるかわからない
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