同ゲームはマルチエンディングのアドベンチャーゲーム。
ひらめきを駆使して、『週刊少年ジャンプ』で連載中の『HUNTER×HUNTER』(原作・冨樫義博さん)作中屈指の人気キャラクター・ヒソカを退けクリアを目指す。
ゲームは特設ページからTwitterにログイン後、『HUNTER×HUNTER アリーナバトル』公式Twitterをフォローすることで遊ぶことができる。またログインなしでも、体験版を3回までプレイできる。
『HUNTER×HUNTER』ファンはむしろトンパにやられる
筆者はこの「ヒソカの試験官ごっこ」体験版を実際にプレイしてみたが、苦戦は必至。基本的にいくつかの選択肢から次の展開を選ぶことになるのだが、ヒントも何もないので直感で選択せざるを得ない。 まず間違いなくヒソカにやられてしまうか、思わぬエンディングを迎えてしまうことになる。 また原作でもゲーム内容によく似たハンター試験が行われるのだが、そのストーリーを知っている場合、原作と同じ選択を選びがちだ。
しかしそれが吉と出るかはわからない仕様になっている。
実際に筆者は、原作に登場する小悪党的キャラクター・トンパの罠にまんまとはめられていしまい、ヒソカにやられるまでもなくゲームオーバーになってしまった。
原作のハンター試験にはない展開も多数
そのほかにも謎の家屋や塔が出てきたり、謎の人物が出てきたり、原作にはない展開が多い。原作で描かれたハンター試験は主人公のゴン視点で進むが、このゲームではモブキャラクターの視点でハンター試験を疑似体験できる面白さがある。
なかなか多彩なマルチエンディングが用意されているようなので、原作ファンにはぜひプレイしてほしい。 合格ルート以外でも思わぬストーリーを楽しめそうなこの「ヒソカの試験官ごっこ」。
選択肢を選ぶだけで手軽に『HUNTER×HUNTER』の世界を楽しみながら遊ぶことができるため、ファンにはもちろん、そうでない人にもおすすめしたい。
(c)POT(冨樫義博)1998年-2011年
(c)VAP・日本テレビ・マッドハウス
(c)NTV/ForGroove (c)DeNA Co., Ltd. 2019
にしても連載再開はいつ!いつ!?
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連載
1998年より『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した漫画家・冨樫義博さんが描く『HUNTER×HUNTER』。 主人公のゴン=フリークスが父親であるジンを探すためハンターとなり、キルア、クラピカ、レオリオといった仲間達との絆を深めながら、未知なる敵との戦いを描きます。 緻密に計算された高度な攻防と読者の予想を上回り続ける展開で人気を博す一方、非常に寡作なことでも知られ、現在までに500回以上の休載を繰り返していることも話題となりました。 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』超特集では、そんな本作に魅せられたKAI-YOUの面々が、作品にまつわる疑問や伏線などを考察するコラム記事を執筆。ときには座談会も実施しながら、一読しただけでは伝わりづらい冨樫義博作品に通底する思想を紐解きます。
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