Mirrativがアバターカラオケ配信を実現 JOYSOUND楽曲が歌えるぞ

Mirrativがアバターカラオケ配信を実現 JOYSOUND楽曲が歌えるぞ
Mirrativがアバターカラオケ配信を実現 JOYSOUND楽曲が歌えるぞ

Mirrativの新機能「エモカラ」

POPなポイントを3行で

  • Mirrativがカラオケ配信できる機能「エモカラ」発表
  • JOYSOUNDの楽曲を使用して歌唱できる
  • 世界で盛りがるカラオケアプリ市場
スマホゲーム配信者数で日本一のゲーム実況アプリ・Mirrativ(ミラティブ)は、スマートフォン1台でバーチャルYouTuber(VTuber)のように配信できる機能「エモモ」で、カラオケができる機能「エモカラ」の提供を開始した。

海外でも人気を博しているカラオケサービスにバーチャルアバター要素を加えた「エモカラ」。楽曲はエクシングの「JOYSOUND」が提供している。

本格的なカラオケ機能の実装、なおかつスマホさえあれば誰でもできるというハードルの低さに、埋もれていた新たなスターが誕生するかもしれない。

新たなポジションを築くMirrativの面白さ

Mirrativ

Mirrativは、スマホ1つで誰でも簡単にゲーム配信・生配信ができる、スマホ画面共有型ライブ配信プラットフォーム。

2015年にサービスを開始して、2018年にはVTuberのように配信ができる機能「エモモ」を提供開始。すでに数十万人以上がアバターを身にまとった状態でライブ配信を行なっている。
スマホ1台で誰でもVTuberになって生配信できる新機能「エモモ(アバター)」
手軽に自分のアバターをバーチャル空間に投影できる特徴から、雑談配信などのゲーム以外の配信も盛んに行われている。

プラットフォームとして100万人以上の配信者を有するだけでなく、アクティブユーザーの約20%が配信を行うという双方向性の高さからもその人気がうかがえる。

カラオケ同様に歌詞も出る「エモカラ」

エモカライメージ

そんなMirrativが次に目をつけたのがカラオケだ。「エモモ」の機能でバーチャルアバター化した配信者がJOYSOUNDの楽曲を使って思い思いのカラオケを配信することができる。

「エモカラ」ではユーザーが配信中、画面右側にあるカラオケボタンから楽曲を検索・選択。楽曲がスタートすると照明が暗転して、カラオケ同様に歌詞がなぞられていく。

「エモカラ」配信イメージ。※画像内で引用している歌詞:君はロックを聴かない(作詞:あいみょん)/明日も(作詞:宮崎朝子)

画面ではマイクを持ったアバターがリズムにあわせてステップを踏んだり、歌にあわせて動いたり。対して視聴者はオリジナルの紙吹雪を贈ったり、コメントやギフトでカラオケを盛り上げることができる。
【ミラティブ新機能】スマホ1台でバーチャルカラオケ「エモカラ」

盛り上がっているカラオケサービス市場

カラオケは店舗に行って楽しむものという考えは年々変わってきているかもしれない。中国マーケティングにおける企業からの相談を受けるなど、現地の事情に精通するなつよさんは、自身のTwitterで海外、特に中国ではカラオケアプリの人気に言及。

それによると、人気の出たユーザーはアプリ内で簡単にアルバムを作成、販売することができる。加えて、配信に関しても投げ銭機能がついているので、歌が上手ければアプリ内でお金を稼げる仕組みが出来上がっているという。

また、最近では世界的なゲーム配信プラットフォーム・Twitchが、カラオケ配信サービス「Twitch Sings」を発表したばかり(外部リンク)。

海外でのカラオケ配信サービスが盛り上がりを見せる中で、どのサービスがユーザーからの支持を得るのか、注目していきたい。

カラオケはもはや家でやるもの?

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