次世代クリエイター支援プロジェクト「FCP」とは? 現代美術家が直接指導

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FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2017

次世代クリエイターを募集するプログラム「FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2017」(FCP)が、公式サイトにて応募を開始した。期間は7月17日(月)まで。

本プログラムでは、京都造形芸術大学の教授を務める椿昇さんを講師に迎え、8月19日(土)に東京都内でワークショップを行う。

椿昇さん/画像は、FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2017の公式サイトより

なお、ワークショップ内から選抜された8名を対象に、京都で1泊2日のフィールドワークも実施される。

FUTURE CULTIVATORS PROGRAMとは?

「FCP」は、煙草の銘柄である『アメリカンスピリット』の輸入・販売でも知られる株式会社トゥルースピリットタバコカンパニーが手がけるプロジェクト。

2015年から始まり、これまで、延べ56人の次世代クリエイターが参加。今回で第3弾となっている。
FUTURE CULTIVATORS PROGRAM / NEW RECYCLE® / PUBLIC HOUSE
こちらは、2015年度開催の映像です

テクニックや誰かの真似に走らない自分自身の内からくる情熱に気づき、それをどう表現するかにフォーカスした学びの場となっている。

日本の伝統から新しい創造を

今回のワークショップでは「やわらかさの美学」をテーマとし、身体体験をともなう事で体感できるインスピレーションについて学ぶことができる。

歩きながら恋文を書いたり、腰掛けて風景を描くなど、日本の伝統的な創作方法を体験できるプログラムだ。

フィールドワークは、京都で開催

上記のワークショップから、選考された8名が参加できるフィールドワークは、日本のオリジナルアートの根源の地である京都で開催され、日本文化の基礎を学び、今後の作品制作のいしずえを築くことができる内容となっている。

また、参加した方は、ワークショップ・フィールドワークで取得した力を土台に作品を制作し、10月の作品発表会にて最優秀作品を発表することができる。

今回のプログラムにより、世界に影響を与えるアーティストが日本から誕生するかもしれない。

自己のアイデンティティと向き合いながら、国内外に通じるアーティストなりたい人は、ぜひ今回のプロジェクトに応募をしてみてはいかがだろうか。

現代美術を感じたい

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イベント情報

FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2017

応募方法
下記サイト内の応募フォームよりご応募いただき、ポートフォリオをご提出。
応募サイト
http://futurecultivators.jp/3rd_program(外部リンク
応募資格者
次世代のクリエイターを目指す21歳以上の男女 
※職業、プロ・アマ経験は問いません
公募期間
2017年6月19日(月)~7月17日(月)

【ワークショップ概要】
・講師 :椿昇(現代美術家、京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科教授)
・テーマ :「やわらかさの美学」
・日程 :2017年8月19日(土)
・場所 :青山安田ビルB1F(〒107-0052 東京都港区赤坂7丁目1−1 青山安田ビル)
・持ち物 :自薦筆ペン
・内容 :
◎午前「歩きながら恋文を書く」
◎ランチミーティング
◎午後「腰掛けて風景を描く」
◎総括

【フィールドワーク概要】
・講師 :椿昇(同上)
・テーマ :「室町時代というシステム」
・日程 :2017年9月2日(土)~2017年9月3日(日) /1泊2日 ・場所 :京都各所
・内容 :佐々木能衣装見学、イノベーション御三家との出会い、宿坊宿泊(妙真寺大心院)、
座禅体験(臨済宗退蔵院)、壽聖院にて村林絵師の水墨画鑑賞、京都造形大裏千家茶室での茶会 etc.
※フィールドワークの内容は変更になる可能性がございますので、予めご了承ください。
※フィールドワークはワークショップの参加者15名から選考された8名を対象としています。

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