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『この世界の片隅に』ヒット受けてか、東京テアトル株がストップ高に

『この世界の片隅に』ヒット受けてか、東京テアトル株がストップ高に

「この世界の片隅に」場面写 (C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

11月12日から公開され、口コミから動員数が増え続けているアニメーション映画『この世界の片隅に』。

公開から2週目に入った21日には、前週比124%の動員を記録。公開時から5館増えた68館という小規模ながら、累計動員は11万7,332名、累計興収は1億6,289万9,760円と発表。

それを受けてか、22日(火)、配給会社である東京テアトルの株価が一時50円ストップ高の182円をつけ、一部で話題を集めている。

『この世界の片隅に』にヒットを受けてか、東京テアトルの株価がストップ高に

『この世界の片隅に』は、劇場版アニメ『アリーテ姫』や『マイマイ新子と千年の魔法』などを手がけてきた片渕須直監督が、準備期間を含めて6年の歳月をかけたアニメーション映画作品。

2015年には、シナリオ・絵コンテが完成した段階でクラウドファンディング「Makuake」で制作資金の一部を募集し、最終的に3912万円を超える資金が集まった。

また、2016年夏には、改名・独立で話題を集めていた女優・のんさんが主人公であるすず役を担当し、声優デビューすることも明らかになり、期待が高まっていた。

公開以前より、試写会で作品を鑑賞した関係者からの賞賛コメントがSNS上では散見されていたが、いざ公開開始されて以降も、口コミを中心に作品の評判が広がっていき、客足は伸び続けている。

公開前後から動きを見せていた東京テアトル株だったが、2週目も好調という報道を受けてか、ついに1日の値幅制限いっぱいまで株価が上昇するストップ高を記録することとなった。

画像出典:「Yahoo!ファイナンス」東京テアトル(株)【9633】のスクリーンショット

『シン・ゴジラ』『君の名は。』に続き、海外上映を盛り上げるプロジェクトも始動

第二次世界大戦下の広島に住む一人の女性の生活を、悲壮感に傾くことなく、時にユーモラスに描き出した『この世界の片隅に』。

原作者であるこうの史代さんにアニメ化への思いを綴った手紙を送って快諾を得た片渕須直監督が、綿密な取材を通して徹底的に時代考証を重ね、ついに日の目を見ることになった。

折しも11月22日からは、昨年の制作資金募集に続き、海外上映を盛り上げるために片渕監督の海外渡航・滞在費用を支援する新たなクラウドファンディングプロジェクトも始動した。 さらに11月26日(土)からは、公開館数も78館に拡大される。

2016年は「邦画が豊作」だと言われているが、夏から公開され現在は世界に進出している最中の『シン・ゴジラ』や『君の名は。』に続き、日本の監督が生み出した傑作『この世界の片隅に』が、アニメファンに留まらず世間の耳目を集めている。

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イベント情報

「この世界の片隅に」

声の出演 のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 / 澁谷天外
監督・脚本 片渕須直
原作 こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)
企画 丸山正雄 
監督補・画面構成 浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督 松原秀典
音楽 コトリンゴ
プロデューサー 真木太郎
製作統括 GENCO
アニメーション制作 MAPPA
配給 東京テアトル

<ストーリー>
どこにでもある 毎日の くらし。昭和20年、広島・呉。わたしは ここで 生きている。

すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。 だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の夏がやってきた――。

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