この世界の片隅にとは
この世界の片隅にとは、漫画アクションにて2007年1月23日号から2009年1月20日号まで連載されていた、こうの史代による漫画。また、同作を原作とした劇場版アニメーション映画。
劇場版映画は2016年11月12日(土)より全国でロードショーされ、主人公・すず役をのん(能年玲奈)が演じることで話題に。監督を務める片渕須直は「のんさん以外のすずさんは考えられない」と話しており、大抜擢でこの主演が決定した。
ストーリー・あらすじ
18歳のすずに、突如縁談がもちあがる。1944(昭和19)年2月、良いも悪いも決められないまま話は進み、すずは海軍勤務の文官・北條周作の妻となって呉という土地で生活することに。
その頃、呉は日本海軍の一大拠点であり、軍港の街として栄えていた。世界最大の戦艦と謳われた大和も呉を母港としていたのだ。
夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多、刈谷、堂本もそれぞれ個性的だ。配給物資がだんだん減っていくなかでも、すずは工夫をこらして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描く。
あるとき、遊郭に迷い込んだすずは遊女のリンと出会う。またあるときは、重巡洋艦・青葉の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずも夫の周作も複雑な想いを抱える。
1945(昭和20)年3月。呉は空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲に晒され、すずが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。そして、昭和20年の夏がやってくる――。
原作
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原作:こうの史代『この世界の片隅に』
漫画アクションにて2007年1月23日号から2009年1月20日号まで連載。単行本は上・中・下の全3巻が発刊されている。 -
受賞歴
「第13回(2009年)文化庁メディア芸術祭」マンガ部門優秀賞受賞
「THE BEST MANGA 2010 このマンガを読め!」第1位
「ダカーポ特別編集 最高の本! 2010」マンガ部門第1位。
映画版
2016年11月12日(土)より全国でロードショー。
同作品は準備作業に4年以上を費やし、シナリオ・絵コンテが完成したところでクラウドファンディング・Makuakeで資金の一部を集めている。目標額に設定されていた金額は2,000万円はプロジェクトスタートからわずか8日間で集まり、最終的に3,374人の支援者から3,912万円もの資金が集まった。
この集まった資金で作品を制作するためのスタッフ確保やパイロットフィルム制作をスタートさせた。
映画版予告編
映画版キャスト
- 北條すず(旧姓:浦野)役:のん
- 北條周作役:細谷佳正
- 黒村径子役:尾身美詞
- 黒村晴美役:稲葉菜月
- 北條円太郎役:牛山茂
- 北條サン役:新谷真弓
- 水原哲役:小野大輔
- 白木リン役:岩井七世
- 浦野すみ役:潘めぐみ
- 浦野十郎役:小山剛志
- 浦野キセノ役:津田真澄
- 森田イト役:京田尚子
- 小林の伯父役:佐々木望
- 小林の伯母役:塩田朋子
- 知多さん役:瀬田ひろ美
- 刈谷さん役:たちばなことね
- 堂本さん役:世弥きくよ
映画版スタッフ
- 監督・脚本:片渕須直(『マイマイ新子と千年の魔法』『BLACK LAGOON』等を監督。)
- 企画:丸山正雄
- 監督補・画面構成:浦谷千恵
- キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典
- 音楽:コトリンゴ(片渕須直の前作『マイマイ新子と千年の魔法』の主題歌でもタッグを組んでいる)
- プロデューサー:真木太郎
- 製作統括:GENCO
- アニメーション制作:MAPPA
- 配給:東京テアトル
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