文化庁メディア芸術祭、2022年度は作品募集せず 25年の歴史で初

文化庁メディア芸術祭、2022年度は作品募集せず 25年の歴史で初
文化庁メディア芸術祭、2022年度は作品募集せず 25年の歴史で初

「第24回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」エントランス 及び アート部門 大賞受賞作品<縛られたプロメテウス> (奥の映像作品)Photo:Satoshi Nagare

文化庁メディア芸術祭」(通称・メ芸)が、令和4年度(2022年度)について作品募集を行わないことを発表した。

1997年の初開催されて以来、作品募集が行われないのは初のこととなる。

なお、第25回の受賞作品展は、9月16日(金)から26日(月)まで日本科学未来館ほかで開催される。

『シン・ゴジラ』『君の名は』『映像研』時代を彩る作品集う祭典

「文化庁メディア芸術祭」は、1997年より開催されているメディア芸術の祭典。

プロ・アマチュアや自主制作・商業作品を問わず、世界中から作品を募集。「アート」「エンターテインメント」「アニメーション」「マンガ」の4部門を中心に高い芸術性や創造性をもつ優れた作品を顕彰し、その鑑賞機会を提供してきた。

近年の受賞作だけを挙げても、『シン・ゴジラ』『君の名は。』『この世界の片隅に』『3月のライオン』『映像研には手を出すな!』など、その年々を彩ってきた作品が名を連ねている。 KAI-YOU.net編集部が問い合わせたところ、「文化庁メディア芸術祭が四半世紀迎えるということで、文化庁の中で顕彰の在り方やグローバル展開を考えた結果、今回は受賞作品展のみとなった」と担当者は回答。

今後ついては、「関係者とのヒアリングを進めており、メディア芸術全体を振興・発展させるために考えていく」としている。
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