対象は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で過去1年間に完成、または公開された作品。
大賞に選出されると、賞状とトロフィー、さらに副賞として60万円が授与される。
審査員と元審査員が応募の少ない同人誌に言及
募集要項を満たしていれば、プロ、アマチュア、自主制作、商業作品を問わず、応募可能な文化庁のメディア芸術祭。その中でも、あるジャンルへの言及が、Twitter上で話題を集めている。かつて審査員を務めていた漫画評論家・伊藤剛さんによれば、マンガ部門で特に応募が少ない「同人誌が狙い目」だという。元審査員なので、ひとりごとを言っても許されると思いますが、文化庁メディア芸術祭マンガ部門、同人誌の応募がとても少ないので「狙い目」ですよ。https://t.co/Wr6yhEn65S
— 伊藤 剛 (@GoITO) 2017年8月2日
同部門で審査員を務める漫画家の松田洋子さんも、「特に濃い同人誌」を待望しているようだ。文化庁メディア芸術祭のマンガ部門の審査を私がするのも今年が最後なので、とびきり濃い作品を期待してお待ちしてます。
— 松田洋子 (@matuda) 2017年8月1日
賞金も出るし濃さに自信ある方はよろしくお願いします。
濃い同人誌の方とか特にお願いします。https://t.co/5DzkKe4C1j
過去の受賞者も「絶対絶対出したほうがいい」
実際、第19回のマンガ部門で新人賞を受賞したのが、ネルノダイスキさんの同人誌『エソラゴト』だ。ネルノダイスキさんは募集開始に合わせて、「コミティアとかでオリジナル出してる人は絶対絶対出した方が良いですよ。」とツイート。メディア芸術祭、同人誌でも電子漫画でもなんでもOKだし、出品料もかからないし、賞なり入選すればものすごい多くの人に見てもらえるし、本当にコミティアとかでオリジナル出してる人は絶対絶対出した方が良いですよ。
— ネルノダイスキ (@nerunodaisuki) 2017年8月2日
「自分のなんて…」と尻込みしてる人、絶対出した方がいい。 https://t.co/spp7JRatD5
さらに第11回で奨励賞を受賞し、初の同人誌受賞作品となった『天顕祭』の作者・白井弓子さんも、気軽に応募することを勧めている。私は「濃い同人誌」、『天顕祭』の入賞でその後に続くチャンスをもらいました。直前まで応募するかどうか迷っていたなあ…出品料もかからないし、気軽に応募すると良いと思います。https://t.co/0J5xKsHmIb https://t.co/EFUZLIWTuj
— 白井弓子 (@yumish) 2017年8月3日
第20回は『シン・ゴジラ』『君の名は。』などが受賞
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