23回目となる今年は、世界中107の国や地域から応募された3556点もの作品から受賞作を選出。様々な表現方法やアプローチでつくり上げられた作品を一挙に楽しめる祭典だ。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の防止対策として事前予約制のみの入場だが、会場を360度VRカメラで撮影し、会場に来られない人にも、特設サイトでメディア芸術祭をたっぷりと楽しめるようになっている。詳細は後日発表予定だ。
【画像】世界17の国と地域から集まった46作品
進化を続ける芸術祭「文化庁メディア芸術祭受賞作品展」
「文化庁メディア芸術祭受賞作品展」では例年、アート/エンターテインメント/アニメーション/漫画の4部門ごとに「大賞」「優秀賞」「新人賞」を選出しているが、今回は新たに、社会に大きな影響を与えたとされる「ソーシャル・インパクト賞」、そして「U-18賞」が設けられている。また、当芸術祭と連携する機関や団体にて設備・施設等の特性を活かした新しい企画展示案を公募し、優秀な作品に対して贈られる「フェスティバル・プラットフォーム賞」も新設された。 世界17の国と地域から集まった46作品の中から、YouYouYouさんのインスタレーション作品「球小説」や、Tiff RANDOLさんらの制作したミュージックビデオ「Starman」などが同賞を受賞した。
本格的な芸術作品に限らず、新海誠監督の劇場映画『天気の子』やフロム・ソフトウェアが開発するアクションアドベンチャーゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』なども選出された年に一度の大きな芸術の祭典「文化庁メディア芸術祭」。会場でも、自宅からでも大いに楽しみたい。
【画像】『天気の子』『SEKIRO』も選出(46作品)
場所を選ばず楽しめるアート
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イベント情報
第23回文化庁メディア芸術祭受賞作品展
- 開催期間
- 9月19日(土)~9月27日(日)
- 会場
- 日本科学未来館
- 入場料
- 無料(事前予約制)
- 主催
- 第23回文化庁メディア芸術祭実行委員会
- 会長:宮田亮平(文化庁長官)
- 運営委員:建畠晢(多摩美術大学長)
- 古川タク(アニメーション作家)
- 審査委員、選考委員
- 協力
- 日本科学未来館/ 東京都港湾局/ 東急プラザ銀座
協賛事業
ショートピース!仙台短篇映画祭2019(仙台短篇映画祭実行委員会)/ 高浜寛のマンガに登場するアイテムで読み解く19世紀末―『ニュクスの角灯』、『蝶のみちゆき』…展(熊本市現代美術館[熊本市・公益財団法人熊本市美術文化振興財団])/ MUTEK.JP 2019(⼀般社団法人MUTEK Japan)/ 東京都現代美術館企画展「おさなごころを、きみに」(公益財団法人東京都歴史文化財団東京都現代美術館)/ インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(略称: ICAF)(インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル実行委員会
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