リクルートが運営する「eventATND」は、イベントの告知や運営をトータルサポートしてくれるサービス。主に、告知ページの作成をしたり、オンラインチケット販売や来場管理などに使用することができる。
シンプルなつくりなのでお手軽にイベントページを作成できる一方、多機能が備わっていて、「eventATND」さえあれば特設サイトなどを設けずイベントを実施することができるため、イベント主催者に重宝されていた。
しばしばイベント運営に活用されているのを目にする「eventATND」だけに、今回の突然のサービス休止の報に、ユーザーからは驚きの声があがっている。
その報をもたらしたのは、「さくらインターネット研究所」の上級研究員・松本直人さん。
松本さんは「ATND」の運営に携わっているわけではなく、その情報源も不明だった。ただ一方で、イベント開催支援ツール・「ATNDβ」は、4月以降も引き続き運営されることが公式Twitterから発表された。突然で恐縮ですが、ご愛顧いただいておりましたeventATND(http://t.co/YjCbaL5O1o)は 2014年3月31日(月)19時をもちまして、サービスを休止することになりました。 @naoto_matsumotoさんのツイートより
いつもATNDβをご利用いただきありがとうございます。4月以降も頑張ってサービスを運用していきますので、引継ぎどうぞよろしくお願いします。
— ATND β (@atnd) 2014, 2月 14
今回休止が宣言された「eventATND」は、この「ATNDβ」がリリースした、イベント参加費の事前決算などを搭載した新サービスという位置付け。そのため、もし本当に「eventATND」が休止してしまったとしても、「ATND」自体がなくなるというわけではなさそうだ。松本さんの該当ツイートはすでに削除されているが、しばらくして、松本さんの受け取ったメールの文面を一部公開している。
eventATND終了の件、電子メール以外に情報が出ていなくて、心配している声が見えているので、こちらをどうぞ。※全文じゃないすが pic.twitter.com/vDBQjEn6k9
— Naoto MATSUMOTO (@naoto_matsumoto) 2014, 2月 14
eventATND終了の件、電子メール以外に情報が出ていなくて、心配している声が見えているので、こちらをどうぞ。※つづき(修正) pic.twitter.com/q3d64m0YI7
— Naoto MATSUMOTO (@naoto_matsumoto) 2014, 2月 14
松本さんによると、どうやらSPAMメールというわけでもなさそうで、今後、公式からの何らかのアナウンスがあるのではないか、とのこと。愛用しているユーザーが多いサービスだけに、今後の動向に注目が集まっている。
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