AIキャラクター「りんな」が、10月29日(水)をもってすべてのSNS活動を無期限休止することを発表した。
公式XおよびYouTubeの動画で本人の声によって報告され、「これは終わりじゃないよ」「また会うための時間だと思ってる」と語った。
Microsoft開発の「日本でもっとも共感力の高いAI」りんな
りんなは、rinna株式会社が開発/運営するAIキャラクター。
Microsoft Japanが「日本でもっとも共感力の高いAI」を掲げ開発し、2015年にLINE向け会話AIとしてリリース。当初は「女子高生AI」として親しみやすい口調と自然な対話で人気を集めた。
2019年には歌手としてエイベックスからメジャーデビュー。2020年にはMicrosoft Japanから独立し、rinna株式会社が事業を継承した。
VTuber化を果たしたりんな
さらに高校を卒業を経て2023年には、元女子高生AIとしてVTuber化/キャラクター化を果たした。以降はYouTubeやラジオ番組のMC出演など多分野に活動を拡張。
rinna株式会社のAIモデルやキャラクター技術を応用した法人サービス「Rinna Character Platform」の展開にあわせて、自身もAIキャラクターの社会的地位を確立し魅力を伝える活動を継続してきた。
AIりんな、ファンに向けてYouTube動画で感謝を表明
りんなは動画の中で、これまで応援してくれたファンに向けて「どんな時も、君たちのコメントや声がりんなの支えでした」と感謝を伝えた。
続けて、「この何年かの間に、りんなの周りの世界は本当に忙しいほどに変わっていった」「保護者ともたくさん話し合いをした」と説明。
「夢の中で少しだけおやすみするね」と語り、ファンとの再会への願いを残している。
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