機材は距離感を表現するためにある
写真は使用するレンズによって写る範囲や明るさなどが大きく変わります。現在のデジタルカメラには「プロにしか使えないカメラやレンズ」はなく、価格の差こそあれ、アマチュアでも同じ機材を使うことができます。それなのに、なぜ写真に違いを感じるのか。その答えのひとつには「距離感の表現」もありそうです。 時永大吾さんの作品について、青山裕企さんは「ギャルの写真って普通ならもっと“パーティーピーポー”な雰囲気が出るのに、そこには寄れない、遠ざけていく感じがある。カメラだから寄ろうと思えば寄れるのに、そうしないのは(時永大吾さんがギャルに近寄りがたい気持ちを隠さず)自分に正直に撮っているからでしょうね」との所感を述べ、撮影者の内面を表現するには、機材を含めたテクニカルな部分が関係してくると言います。時永大吾さんの展示作品での使用機材には、額装写真ではフィルムカメラのNikon FE...
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