水江未来

みずえみらい

アニメーション作家、イラストレーター、デザイナー。独自の「細胞アニメーション」と呼ばれる抽象・ノンナラティブ作品の制作を行う。MIRAI FILM主宰。福岡県出身。2005年、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。2007年、多摩美術大学大学院デザイン専攻修了。

水江未来

概要

1981年生まれ。3歳のときに正確な円を描き周囲を驚かせる。小学生から高校生まで絵画教室で油絵を学ぶ。高校2年生から美術予備校すいどーばた美術学院に通い、一浪した後、多摩美術大学グラフィックデザイン学科に入学する。入学直後に同級生たちの描写力の高さに驚き、何か武器を身につけなければならないと考え、細胞の絵を描き始める。同じ時期に新宿武蔵野館で上映されていたヤン・シュヴァンクマイエルの特集上映『タッチ&イマジネーション』を観て衝撃を受ける。

大学2年生のときにアニメーションの授業を担当していた同大学教授の片山雅博と出会い、片山の指導の下、これまで描いてきた細胞の絵を動かすべくアニメーション制作を始める。同授業では、世界の短編アニメーションを数多く紹介し、その中でユーリ・ノルシュテインやノーマン・マクラレンの作品に魅了される。そして完成した処女作「FANTASTIC CELL」は、2004年の広島国際アニメーションフェスティバルにノミネートされ、大学在学中に国際映画祭のデビューを飾る。その他、ノルシュテイン大賞・奨励賞、ART-BOX大賞展・久里洋二賞、文化庁メディア芸術祭・審査委員会推薦作品など多くの賞を受賞する。以降、「細胞」や「幾何学図形」をモチーフにした抽象アニメーション作品を多数制作し、主に国際映画祭を舞台に現在も活動を続けている。

多摩美術大学グラフィックデザイン学科のアニメーションは、『タマグラアニメ』と呼ばれゼロ年代初頭から学生アニメーションを牽引した。『つみきのいえ』でアカデミー賞を受賞した加藤久仁生や、現在美術家で『電車かもしれない』のアニメーションを制作した近藤聡乃は先輩にあたる。同級生にはアートディレクターの藤田純平や、映像監督の田向潤がいる。

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