ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)とは
イリノイ州シカゴ出身である両親の元、カリフォルニア州コンプトンにて生まれる。彼の名は、アメリカのシンガーソングライターEddie Kendricksを称えて母親から与えられた。
彼の父ケニー・ダックワースは、Gangster Disciplesと呼ばれるストリート・ギャングのメンバーであり、ラマーの家族はブラッズと結びついていた。
コンプトンというヒップホップ的には文句の付けようがない出自であり、スキルも突出していて、仕事も努力家、Dr.DreやSnoop Dogg、Gameなどの西海岸大物ラッパーに”西海岸の新たなキング”として認められ、アルバム『Good Kid M.a.a.d City』『To Pimp a Butterfly』『DAMN.』のすべてピッチフォークで年間ベストアルバムの1位に選出されるなど、世間的評価も相まって、現在のHIPHOPシーンのトップを走るアーティストと言って間違いないだろう。
ケンドリック・ラマーの音楽スタイル
彼の特徴としてはまず「クリーンであること」があげられる。
”Bitch Don’t Kill My Vibe”のPVで”モリー(MDMA)”の葬儀を行っているように、モリーやコデイン、大麻や犯罪をラップするスタイルが蔓延し、「硬派なラップはギャングスタ、軟派なラップでも大麻とコデインでぶっ飛んでパーティー」といったような現行のUSシーンに居ながら、ケンドリック・ラマーはドラッグを一切やらない、犯罪歴も全くない、クリーンなスタイルを突き通している。
さらに、多彩なフロウとメッセージ性の強いリリックは唯一無二で
HIPHOPヘッズのみならず他ジャンルからのプロップスも厚い。
第60回グラミー賞授賞式ではU2のボノ・ジ・エッジと共に開会式でパフォーマンスを披露したうえ、5部門で最優秀賞を受賞している。
関連リンク
ケンドリック・ラマーに関する最新情報
似たようなキーフレーズ
Red Eye(レッドアイ)は日本のラッパー。大阪市住之江区出身。「第12回高校生RAP選手権」でイリーガルなライムと同大会では独自性の高いレゲエフロウで鮮烈な印象をあたえた。本名は宮本大地(みやもとだいち)。...
呂布カルマは、愛知県名古屋市を拠点に活動しているラッパー。1983年生まれの38歳(2021年現在)。テレビ朝日系のMCバトル番組「フリースタイルダンジョン」2代目・3代目モンスターもつとめた。多くのMCバトル大会の覇者としても広く知られている。「KING OF ...
BIMとは、日本のラッパー。1993年6月14日生まれ、神奈川県川崎市出身。THE OTOGIBANASHI’SならびにCreativeDrugStoreのメンバー。所属レーベルはSUMMIT。 短髪とメガネがアイコン的ファッション。 心地のいいフロウと歌声で、センスに富んだ楽...
VaVaとは、日本のトラックメーカー、プロデューサー、DJ、ラッパー。1993年1月5日生まれ、東京出身。所属レーベルはSUMMIT。クリエイティブチーム・CreativeDrugStoreに所属。 2013年頃よりトラックメーカー、DJとして活動、2017年からはラッパーと...
Skaaiとは、日本のラッパー。アメリカ合衆国・ヴァージニア州生まれ、大分県育ち。オーディション番組「ラップスタア誕生 2021」で4thステージまで進み注目を集めた。 大学卒業から大学院に進学する機関の2020年に、SoundCloud上での楽曲制作をし始めラ...
Rude-αとは、沖縄出身のラッパー・バトルMC。1997年2月8日生まれ。「第6回全国高校生ラップ選手権」に出場し準優勝。別名義は5LEEP3ALKER(スリープウォーカー)。 2019年5月、ソニーミュージックレーベルズSMEレコーズよりメジャーデビュー。2019年7月から...
SIMON JAPとは、日本のラッパー・バトルMC。1980年生まれ、世田谷出身。レーベはJ.ACE LAVEL。クルー・JA飛龍、Warugaki☆Gのメンバー。 MCバトルでは、韻を踏みながらも感情むき出しな喧嘩腰で会話を繰り広げるスタイル。 2018年、「フリースタイルダンジ...
同じカテゴリーのキーフレーズ