VOCALOIDファンの祭典「The VOCALOID Collection」の公式アプリ「ボカコレ」で、人気ボカロP特集が開始された。
「ボカコレ」アプリは、6月8日に行われたKADOKAWAへのサイバー攻撃の影響で機能を縮小して提供中。6月27日からは、過去の人気曲をプレイリスト形式で配信している。
ラインナップは定期的に更新されており、今回の更新では時代を問わず人気曲・注目曲を集めたプレイリストが配信されている。
時代を超えた名曲を厳選「人気ボカロP特集」
今回「ボカコレ」アプリに掲載されているのは、時代を問わず集められた名曲たち。
アプリを開くとランダムに100曲が表示され、更新すればラインナップも切り替わる。
「ブラック★ロックシューター」(2008年)から「千本桜」(2011年)、「ロストワンの号哭」(2013年)、「砂の惑星」(2017年)、「KING」(2020年)、「人マニア」(2023年)まで時代を彩ってきた楽曲がそろっている。
ボカロPの登竜門「The VOCALOID Collection」
「The VOCALOID Collection」は、ドワンゴが主催するイベント。
期間中はボカロPたちが「ルーキー」や「TOP100」「REMIX」などの部門ごとに、楽曲を投稿。再生数やコメント数などをもとにしたランキングも発表される。
デビューしてから2年以内のボカロPを対象とした「ルーキー」部門からは、柊マグネタイトさんや卯花ロクさんを輩出しており、若手の登竜門的存在となっている。
2024年8月2日(金)~5日(月)にかけては「The VOCALOID Collection ~2024 Summer~」が開催予定だったが、KADOKAWAへのサイバー攻撃の影響で延期となっている。
サイバー攻撃からの復旧が進む「ニコニコ動画」
KADOKAWAグループを対象とした大規模なランサムウェア攻撃によってサービスを停止しているニコニコ動画。
停止から1ヵ月が経過した7月12日には、動画データ、コメントや課金履歴など、サービスの復旧に必要なデータの無事が確認されたことを報告。
それに前後し、関連サービスが続々と限定的にサービスを再開。徐々に機能を回復しつつある。
ニコニコ代表/ドワンゴ取締役COOの栗田穣崇さんは同日、本格的なサービスの再開に関して、自身のXで「来週中(筆者注:今週を指す)にはお知らせできると思います」と説明している(外部リンク)。
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