高性能ヨーヨーの代名詞であり、平成に一世を風靡したバンダイの「ハイパーヨーヨー」が令和に復活します。
その中も「ハイパーヨーヨーアクセル(HYPER YOYO ACCEL)」。1997年の初展開から数えて4度目となる今回は、新機能「アクセルシステム」を搭載。本体を投げずに高速回転が可能に。
(ヨーヨーを)“引くほど回る”をキャッチフレーズに、第1弾シリーズ「ハイパーヨーヨーアクセル アクセルオリジン」(全9種)が7月20日(土)から発売されます。価格は1980円(税込)。
すでに商品紹介映像も公開中。ヨーヨーのストリング(紐)を引くと、ヨーヨー内部の構造が激しく回転する様子が確認できます。
「ハイパーヨーヨーアクセル」の新機能“アクセルシステム”とは?
「引けば引くほど回る!」とはどういうことなのか?
新商品「ハイパーヨーヨーアクセル」に用いられているのは、日米で特許出願済の新機能「アクセルシステム」です。
この機能によって、ヨーヨー本体を手に持ち、ストリング(紐)を勢いよく引くことで、ヨーヨーを投げずに高速回転させられます。
従来のヨーヨーでは中央に1つ搭載されていたメタルベアリングを、「ハイパーヨーヨーアクセル」では計3つ(中央に1つ、両面のボディに各1つ)内蔵。
ボディだけでなく、両面の「アクセルディスク」を含めて3か所が回転することで、ヨーヨーを投げずに回転させられる機構を実現しました。
この新機能によって、あらゆるトリックの基礎となる「ロング・スリーパー」の習得がより簡単に。さらに、ストリングを引いて回す「アクセル・スピン」などの新トリック(技)も可能になりました。
『コロコロ』で読切漫画が掲載 過去作『超速スピナー』の無料配信も
「ハイパーヨーヨー」といえば、これまで小学館の『月刊コロコロコミック』での強力プッシュでお馴染み。『超速スピナー』や『キメルのYOYO!』といった漫画にハマったという人も多いのでは。
「ハイパーヨーヨーアクセル」でも、7月12日(金)発売の『月刊コロコロコミック』8月号に、特別読切漫画として『ハイパーヨーヨーACCEL』が掲載。
さらに掲載を記念して、7月1日から『超速スピナー』と『キメルのYOYO!』の2作品が、Webサイト「コロコロオンライン」にて無料配信されています(外部リンク)。
前者は1997年から、後者は2010年からの「ハイパーヨーヨー」ブームの一翼を担った漫画。連載終了後としては初のオンライン配信です。
世界累計3000万個を販売するバンダイの「ハイパーヨーヨー」シリーズ
「ハイパーヨーヨー」はバンダイが1997年より展開し、全世界累計で3000万個を販売している高性能ヨーヨーシリーズです。
これまで1997年からの「第1期」、2003年からの「第2期」、2010年からの「第3期」と約15年にわたって展開。
ミニ四駆やビーダマンなど、『月刊コロコロコミック』掲載のホビーのひとつとして、メディアミックスや競技大会の開催などが行われ、ブームを巻き起こしてきました。
その第4期にあたるのが、新機能を搭載した「ハイパーヨーヨーアクセル」。
第1弾ラインナップ「アクセルオリジン」では遊びやすさに特化。「ロング・スリーパー」「ウォーク・ザ・ドッグ(犬の散歩)」「ブランコ」など初級トリックがやりやすい入門機種となっているようです。
©︎BANDAI
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