バンダイナムコホールディングスが11月24日、同社の子会社につとめる元派遣社員の不正行為を報告した。
元派遣社員は、8年間にわたって廃棄予定商品の集積庫に侵入。不正に商品を持ち出して外部業者などに販売し、約8700万円の利益を得ていたという。
情報をもとに調査したところ、グループ各社の管理業務を担うバンダイナムコビジネスアークの派遣社員による不正行為が判明。
同社員は2015年から2023年までの約8年間にわたって、廃棄予定商品を業者に販売し、約8700万円の利益を得ていたことがわかったという。
同グループの子会社・バンダイが警察に被害届を提出し、民事・刑事双方から責任を追求していく。
また、管理監督責任を明確にするため、バンダイナムコホールディングスの管理担当取締役1人、バンダイナムコビジネスアークの代表取締役など3人の報酬を減額。 同グループにおける不正行為を巡っては1月、元社員による社用スマホの転売行為があったと発表。元社員は、2015年から2022年までに約6億円を不正に着服していた。
元派遣社員は、8年間にわたって廃棄予定商品の集積庫に侵入。不正に商品を持ち出して外部業者などに販売し、約8700万円の利益を得ていたという。
8年間にわたり廃棄商品を業者に販売
発表によると、グループ会社のバンダイにおいて6月、外部からの情報により商品の不正流出が発覚した。情報をもとに調査したところ、グループ各社の管理業務を担うバンダイナムコビジネスアークの派遣社員による不正行為が判明。
同社員は2015年から2023年までの約8年間にわたって、廃棄予定商品を業者に販売し、約8700万円の利益を得ていたことがわかったという。
派遣社員とは契約解除、民事・刑事双方から責任追及へ
バンダイナムコグループでは、不正流出を行った当該派遣社員との派遣契約を8月20日付で解除。同グループの子会社・バンダイが警察に被害届を提出し、民事・刑事双方から責任を追求していく。
また、管理監督責任を明確にするため、バンダイナムコホールディングスの管理担当取締役1人、バンダイナムコビジネスアークの代表取締役など3人の報酬を減額。 同グループにおける不正行為を巡っては1月、元社員による社用スマホの転売行為があったと発表。元社員は、2015年から2022年までに約6億円を不正に着服していた。
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