映像の舞台は1990年代後半~2000年代初旬。『Magic: The Gathering』の日本語版が初めて登場したばかりの約20年前の子どもたちの遊びや生活が再現されている。
数多くの小ネタや当時使われていたカードが散りばめられ、『Magic: The Gathering』を遊んでいたかつての少年たちにぶっ刺さる内容として話題となっている。
KAI-YOU編集部で観測できた20年前の少年文化
動画内には、1990年代後期から2000年代初期の少年文化を喚起させる様々な小ネタが散りばめられているが、KAI-YOU編集部が観測できたのは下記の通り。画像は「[PV]『さぁ、マジックしよう』」より
しかし、物語が展開されていくうちに主人公たちが遊ぶゲームが『Magic: The Gathering』から新カードゲーム『デュエル・マスターズ』へと突然の転向。
以降、少年たちの間では『デュエル・マスターズ』が新たな流行として遊ばれていくことになるが、その変化の本当の理由を知る者はいない。子供ながらに「大人の事情」というものを知った瞬間だった。
画像は「[PV]『さぁ、マジックしよう』」より
「ミニ四駆」や「ビーダマン」と比すとやや後発ではあるが、ハイパーヨーヨーも『コロコロコミック』発の少年向けホビーであり、テクニックを競う様々な大会や店舗での検定なども行われた。コロコロコミック全盛時代を築いた伝説的なホビー。
画像は「[PV]『さぁ、マジックしよう』」より
デッキ名の由来となっている《Fires of Yavimaya / ヤヴィマヤの火》をキーカードとし、大型クリーチャー群で速攻をかける脳筋デッキ。「プロツアーシカゴ00」ベスト4、「日本選手権01」優勝など、時代を代表するデッキとして知られている。
画像は「[PV]『さぁ、マジックしよう』」より
当時は日本語のパックは定価500円で販売されていたが、現在は1ブースターパック5000〜6000円で取引されている。
画像は「[PV]『さぁ、マジックしよう』」より
画像は「[PV]『さぁ、マジックしよう』」より
貴重なお小遣いの中から昼飯代を節約してカードを買う際に有効な食料として少年たちの間ではメジャーだった。現在も販売は続いている。
画像は「[PV]『さぁ、マジックしよう』」より
『Magic: The Gathering』はいまなお人気のカードゲームであり、20年前のカードも信じられないような超高額で取引されていることがある。
当時『Magic: The Gathering』をやっていて、実家にカードの束があるよ〜〜という人は、急いで輪ゴムを紐解いて、カードショップで査定してもらうことをオススメしたい。
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