井口可奈、初の歌集刊行 『芸人短歌』の企画編集手がける作家

井口可奈、初の歌集刊行 『芸人短歌』の企画編集手がける作家
井口可奈、初の歌集刊行 『芸人短歌』の企画編集手がける作家

井口可奈さんの歌集『わるく思わないで』/画像は現代短歌社のオンラインショップから

井口可奈さんの歌集『わるく思わないで』が、現代短歌社から4月29日に刊行された。定価は2750円(税込)。

芸人の短歌を掲載する冊子『芸人短歌』の企画編集などで知られる著者の、初の歌集となる。

東京・西荻窪のBREWBOOKSなど、都内の書店を中心に発売中。現代短歌社のオンラインショップや、井口可奈さんのBOOTHでも購入できる。

小説、俳句、短歌を手がける井口可奈

井口可奈さんは、1988年北海道生まれ。小説、俳句、短歌を手がけており、第4回ことばと新人賞佳作などの受賞歴を持つ。

『芸人短歌』企画編集のほか、雑誌『BRUTUS』では訪れたお笑いライブについて綴る連載を担当している。

阿佐ヶ谷ロフトで刊行記念イベントを開催

『わるく思わないで』は、歌集の出版が賞となる第11回現代短歌社賞(2023年)を受賞したことで刊行された。

刊行を記念して、5月11日(土)には阿佐ヶ谷ロフトでトークイベントを行う。芸人の大久保八億さんと歌人の𠮷田恭大さんを招き、『わるく思わないで』がどのように制作されたかが語られる。

また、イベントの後半では、事前に募集した短歌を登壇者3人が講評する予定。お題「思う(おもう)」について、または自由に詠んだ短歌をGoogleフォームで募集している(外部リンク)。

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