小島秀夫、エッセイ集『創作する遺伝子』続編刊行 映画評を通じて創作の原点を語る

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浅田カズラ
小島秀夫、エッセイ集『創作する遺伝子』続編刊行 映画評を通じて創作の原点を語る
小島秀夫、エッセイ集『創作する遺伝子』続編刊行 映画評を通じて創作の原点を語る

ゲームクリエイター・小島秀夫さん

DEATH STRANDING」「メタルギア」シリーズなどで著名なゲームクリエイター・小島秀夫さんのエッセイ集『創作する遺伝子―僕の体の70%は映画でできている―』(新潮文庫)が、11月28日(金)に刊行される。

本書は、2019年に刊行されたエッセイ集『創作する遺伝子―僕が愛したMEMEたち―』の続編。

映画評を中心に、2016年以降に発表された様々なジャンルのエッセイを増補し、収録した一冊となる。価格は880円(税込)。

映画評など多彩な小島秀夫のエッセイを収めた一冊

『創作する遺伝子―僕の体の70%は映画でできている―』の内容の中核となるのは、2008年刊行の『僕の体の70%は映画でできている 小島秀夫を創った映画群』。小島秀夫さんが、自身の原点になった映画について語った映画評だ。

『創作する遺伝子―僕の体の70%は映画でできている―』書影/画像はコジマプロダクション公式Xより

本書はこれに加え、小島秀夫さんがコナミを退社、独立してから文春オンラインで連載されていた映画批評、本のあとがき解説・寄稿、ミステリー作品フェア「ヒデミス!」のコメント集、日経新聞日曜版で連載された旅エッセイ、安部公房に関するエッセイなど、様々なエッセイが収められているという。

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