漫画家・士郎正宗さんによるSF漫画『攻殻機動隊』。そこから生まれたアニメや映画など、シリーズ作品の情報を集約した公式グローバルサイトが10月31日に開設された。
トップページのメインビジュアルは、士郎正宗さんが『攻殻機動隊』の主人公・草薙素子を描き下ろした。
さらに、スペシャルコンテンツとして士郎正宗さんのロングインタビューも公開。『攻殻機動隊』制作のきっかけやキャラクターについてなど、ほぼ初めて語られる内容が掲載されている。
押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)、神山健治監督の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(2002年)といったアニメのほか、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開。 情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達で、人々の意思が“電脳”に繋がれた世界を舞台にした、日本が誇るサイバーパンク作品として世界的に人気を集めている。
今回ローンチされたグローバル公式サイトでは、原作漫画はもちろん、『GHOST I N THE SHELL / 攻殻機動隊』から『攻殻機動隊 SAC_2045』までの情報を、日本語・英語の両言語で発信していく。
インタビュー記事によれば、これまで単行本や副読本などで説明することはあったものの、士郎正宗さんがインタビューという形で『攻殻機動隊』について語ったことは「皆無に等しい」という。
連載から30年以上を経て、原作者自らが漫画『攻殻機動隊』について語る初のインタビューでは、作品制作のきっかけや注目の最新技術などについて答えている。
『アップルシード』や『ドミニオン』といった他作品への言及に加え、時代を先取った表現や発想の源、バトーやトグサといったお馴染みのキャラクターが生まれた経緯も触れており、ファンならずとも必見の内容だ。
その中でも「攻殻機動隊 M.M.A. - Messed Mesh Ambitions_」と題したコンテンツが目を引く。
これは、シリーズが提示してきた数多くの先駆的な「問い」を継承しながら、現代社会が抱える様々な主題について思索・議論するためのプロジェクト。国内外の専門家らと協力しながら展開される。
現在、第1弾となる特集「東洋的|The East」のコンテンツが複数公開中。監修は、『攻殻機動隊論』(作品社)の著者で批評家・藤田直哉さんが担当している。
トップページのメインビジュアルは、士郎正宗さんが『攻殻機動隊』の主人公・草薙素子を描き下ろした。
さらに、スペシャルコンテンツとして士郎正宗さんのロングインタビューも公開。『攻殻機動隊』制作のきっかけやキャラクターについてなど、ほぼ初めて語られる内容が掲載されている。
アニメ、実写映画と展開されるSF作品『攻殻機動隊』
『攻殻機動隊』は、漫画家/イラストレーターの士郎正宗さんが、1989年に講談社『ヤングマガジン』の増刊『ヤングマガジン海賊版』で連載を開始したSF作品。押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)、神山健治監督の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(2002年)といったアニメのほか、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開。 情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達で、人々の意思が“電脳”に繋がれた世界を舞台にした、日本が誇るサイバーパンク作品として世界的に人気を集めている。
今回ローンチされたグローバル公式サイトでは、原作漫画はもちろん、『GHOST I N THE SHELL / 攻殻機動隊』から『攻殻機動隊 SAC_2045』までの情報を、日本語・英語の両言語で発信していく。
士郎正宗が自ら『攻殻機動隊』を語る初のインタビュー
開設と同時に、全3回にわたる士郎正宗さんのロングインタビューが公開。文章は『ヤングマガジン』編集部が担当した。インタビュー記事によれば、これまで単行本や副読本などで説明することはあったものの、士郎正宗さんがインタビューという形で『攻殻機動隊』について語ったことは「皆無に等しい」という。
連載から30年以上を経て、原作者自らが漫画『攻殻機動隊』について語る初のインタビューでは、作品制作のきっかけや注目の最新技術などについて答えている。
『アップルシード』や『ドミニオン』といった他作品への言及に加え、時代を先取った表現や発想の源、バトーやトグサといったお馴染みのキャラクターが生まれた経緯も触れており、ファンならずとも必見の内容だ。
『攻殻機動隊』を通じて現代社会を考えるWebマガジンも
『攻殻機動隊』のグローバルサイトにはほかにも、作品のイントロダクションをはじめ、グッズ情報や映像作品の配信情報なども網羅している。その中でも「攻殻機動隊 M.M.A. - Messed Mesh Ambitions_」と題したコンテンツが目を引く。
これは、シリーズが提示してきた数多くの先駆的な「問い」を継承しながら、現代社会が抱える様々な主題について思索・議論するためのプロジェクト。国内外の専門家らと協力しながら展開される。
現在、第1弾となる特集「東洋的|The East」のコンテンツが複数公開中。監修は、『攻殻機動隊論』(作品社)の著者で批評家・藤田直哉さんが担当している。
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