展示では、『AKIRA』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『機動警察パトレイバー』など、SFアニメの背景美術に描かれた都市や建築に焦点を当てている。 開館時間は9時30分~17時。祝日以外の月曜日と一部日程で休館。観覧料は一般800円、65歳以上600円、高校生以下無料。20名以上の団体は700円となる。
アニメの背景美術の展示と、それらをつくりあげるために参照された書籍・ロケハン写真などのレファレンス資料、クリエイターへのインタビュー、年表と併せて建築家による未来都市構想などを紹介している。
【画像8点】企画展で見ることのできる背景都市
『AKIRA』『攻殻機動隊』の世界を語る背景美術
今回の展覧会では、1980年代末から2000年代初頭にかけて制作された日本を代表するSFアニメを取り上げ、背景美術をはじめとする様々な展示が行われている。それぞれのアニメーションで描かれた独自の世界は、どのようにして生まれたのか。背景となった都市から別の視点で作品を見つめることができるだろう。 9月2日(土)18時~20時には、建築関係者がアニメ背景美術と現実の都市との関係性などを語り合う関連イベントが開催される。
ゲストは磯達雄さん(Office Bunga 共同主宰)と本田晃子さん(岡山大学准教授)。五十嵐太郎さん(東北大学大学院教授)がコーディネーターとして参加する。
参加定員は60名程度で、後日、先着順でWeb申込を受け付ける。参加費は1000円。
谷口吉郎・吉生記念金沢建築館とは
谷口吉郎・吉生記念金沢建築館は、2019年にオープンした金沢市立の建築と都市についてのミュージアム、金沢出身の建築家・谷口吉郎さんの住まい跡地に、息子で世界的建築家である谷口吉生さんの設計により建設された。
常設展として、谷口吉郎さんの代表作である迎賓館赤坂離宮和風別館「游心亭」の広間と茶室を再現。そのほか、建築・都市をテーマとした企画展を開催している。
今回の企画展「アニメ背景美術に描かれた都市」は、初の異分野とのコラボ企画となっている。
【画像8点】企画展で見ることのできる背景都市 ©1988 マッシュルーム/アキラ製作委員会
©HEADGEAR
©1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
©手塚プロダクション/METROPOLIS 製作委員会
©2006 松本大洋/小学館、アニプレックス、アスミック・エース、Beyond C、電通、TOKYO MX
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イベント情報
第7回企画展「アニメ背景美術に描かれた都市」
- 日時
- 2023年6月17日(土)~11月19日(日)
- 会場
- 谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館(企画展示室)
- 時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(祝日は開館)
- 7月18日、9月19日、10月10日、10月31日
- 観覧料
- 一般800円、65歳以上600円、高校生以下無料
- ※団体700円[20名以上]
- 主催
- 谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館(公益財団法人金沢文化振興財団)
- 助成
- 公益財団法人 花王芸術・科学財団
- 監修
- 五十嵐太郎(東北大学大学院教授)
- 企画
- シュテファン・リーケレス、 明貫紘子、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館
- 協力
- 金沢美術工芸大学、リーケレス・ギャラリー、映像ワークショップ合同会社
【展示アニメーション作品】
・ AKIRA(1988/監督:大友克洋/美術監督:水谷利春)
・ 機動警察パトレイバー劇場版(1989/監督:押井守/美術監督:小倉宏昌)
・ 機動警察パトレイバー2 the Movie(1993/監督:押井守/美術監督:小倉宏昌)
・ GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(1995/監督:押井守/美術監督:小倉宏昌)
・ メトロポリス(2001/監督:りんたろう/美術監督:草森秀一)
・ 鉄コン筋クリート(2006/監督:マイケル・アリアス/美術監督:木村真二)
【出品作家 *50 音順】
大野広司、小倉宏昌、木村真二、草森秀一、高畠聡、針生勝文、水谷利春、渡部隆 等
【関連イベント】
・建築フォーラム
建築関係者がアニメ背景美術と現実の都市との関係性などを語り合います。
会場:谷口吉郎・吉生記念金沢建築館
日時:2023 年 9月2日(土)18:00~20:00
定員:60 名程度(事前 WEB 申込・先着順) 参加費:1,000 円
<ゲスト>
磯達雄(Office Bunga 共同主宰)
本田晃子(岡山大学准教授)
<コーディネーター>
五十嵐太郎(東北大学大学院教授)
※イベントの申込や詳細は、順次、当館 HP にてご案内します
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