イラストレーターTERU、初の作品集刊行 人外×怪異によるサイバーパンクな世界観

イラストレーターTERU、初の作品集刊行 人外×怪異によるサイバーパンクな世界観
イラストレーターTERU、初の作品集刊行 人外×怪異によるサイバーパンクな世界観

TERUさんの作品集『REDTAIL TERU ILLUSTRATION WORKS』のカバー

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イラストレーターのTERUさんが、初の作品集『REDTAIL TERU ILLUSTRATION WORKS』を1月23日(木)に刊行する。

自身のオリジナル作品『REDTAIL』の世界観をイラストや漫画で表現した。定価は3080円(税込)。

帯コメントは声優の大塚明夫さんと悠木碧さん、ゲーム実況者・兄者弟者(2BRO.)のおついちさんが担当。大塚明夫さんは「こいつを開いたばかりに俺の中二心は鷲掴みにされた」とコメントしている。

『REDTAIL TERU ILLUSTRATION WORKS』帯コメント

【画像】TERUさん初の作品集に収録されたイラスト

イラストレーターTERUのオリジナル作品『REDTAIL』

TERUさん初の作品集『REDTAIL TERU ILLUSTRATION WORKS』には、2019年より展開するオリジナル作品『REDTAIL』を中心に掲載。SNSで人気の作品「強化骨格」シリーズや描き下ろし作品も多数収録する。

収録内容のメインとなる『REDTAIL』は、サイバーパンクやSF要素を取り入れた作品。2035年、大異変に見舞われ怪異が出現するようになった東京を舞台に、悪魔など20以上のキャラクターが大暴れする。

『REDTAIL TERU ILLUSTRATION WORKS』サンプルページ①

『REDTAIL TERU ILLUSTRATION WORKS』サンプルページ②

AKIRA』『攻殻機動隊』『カウボーイビバップ』などにインスパイアされており、TERUさんはこれらの作品とクリエイターへのラブレターとして『REDTAIL』を制作した。

また、今回の作品集で描かれるシーンには、様々なアニメへのオマージュが含まれているとのこと。どのシーンがどの作品へのオマージュなのか、読者に読み解いてもらえると嬉しいと誌面でコメントしている。

『REDTAIL TERU ILLUSTRATION WORKS』サンプルページ③

ゲーム実況者 兄者弟者のアートワーク全般を手がけるTERU

TERUさんは埼玉県出身のイラストレーター/2Dアーティスト。

多摩美術大学を卒業後、ソニー・コンピュータエンタテインメント(現SIE)に入社し、ホラーゲームの傑作として名高い『SIREN』の開発チームに参加。2008年よりフリーランスとして活動を開始した。

代表的な仕事にゲーム実況者・兄者弟者(2BRO.)のアートワークがあり、メインビジュアル、ロゴデザイン、ED映像などを手がける。

そのほかゲームやアニメの制作、コンセプトアート、キャラクターデザイン、広告ビジュアルのアートワークに携わる。

2023年7月には、東京・表参道のAnicoremix Galleryで初の個展「GOOD FOR HEALTH」を開催した。

2024年には、印刷会社のショウエイが最先端のプリント技術で作品を展示した「正映祭 SHOEI PRINTING ART EXHIBITION 2024」に参加している。

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