「両声類」軍
まずは「両声類」軍から。“両声”とは、厳しい修行の果てに筋肉で声帯を自在に操り、男声・女声両方を生身で自在に出し分ける発声技術を獲得した人たちを意味します。全世界のメタバース住人1200名を対象にした生活実態調査「ソーシャルVR国勢調査2021」によれば、メタバース住人の約5%が両声類であるとされています(外部リンク)。
「バ美肉紅白2022」では、halが主催する両声類VR音楽ライブ「かえるの音楽会」(外部リンク)から最強の両声類美少女シンガーたちが決戦に挑みました。
①hal
halさんは両声類修行歴、まさかの14年! 両声類界のレジェントそのものであり、その圧倒的な歌唱力にから「歌のおねにいさん」の異名を持ちます。ちなみに修行方法は「毎日ひたすら歌う」ことのようです。 「バ美肉紅白2022」のステージでは“魔法のマイク”を用意して、男声・女声を瞬時に切り替えながら歌う高等テクニックと、美しすぎる歌声と圧倒的な歌唱力を披露してくれました。
②真あつき
あつきちゃんは両声類修行歴4年。メタバース内で光の粒子を自在に制御して、現実ではできない幻想的な演出を行う「パーティクル」技術のスペシャリストです。修行方法は「歌とパーティクルに想いを込める」ことだそう。 4年前にVRChatで「両声類」という言葉に出会い、一発ギャグのつもりで始めてハマってしまったとか。
当日は「両声類は機材にいくらお金をかけてもうまくならない! 筋肉だけを信じろ!!」「音質が良くなると返って粗が目立つまである」の言葉が印象的。静かで守りたくなっちゃうような優しい歌声を披露してくれました。 ちなみに、あつきちゃんは今回のライブのパーティクル演出を1人で担当。なんと全てのステージに個別の演出を新規で制作(外部リンク)、ボランティアイベントとは思えない豪華仕様となっています。
なお制作されたパーティクル演出パックは、BOOTHで販売されています(外部リンク)。
③あまちじょんこ
じょんこちゃんは両声類修行歴12年。メタバース内で「女声ボイスアドバイザー」として活躍し、データ解析をベースとした科学的トレーニングに基づく女声の教本も発表しています。修行方法は「データ解析に基づく科学的トレーニング」。 まさかのアニキ降臨と、機械要らずでピッチとフォルマントを自在に変化させる超絶テクニックに、会場ではどよめきが巻き起こりました。じょんこちゃんは、自分の声の波形をビジュアル化することにより、最短コースで効率よく女声を極めるインテリジェントなトレーニング方法を開発。VRChatでは初心者へのアドバイスを行い、教本『kawaiivoiceを目指す本』も出版しています(外部リンク)。
幼い声からお姉さんボイスまで、出し分け自由自在! 感動的なステージを魅せてくれました。
④噛ませ戌
噛ませ戌さんは両声類修行歴10年。修行方法は「ガールズバーで毎週キャストをつとめる」こと。 噛ませ戌さんは、VRChatで行われる様々なイベントで名物キャストをつとめ、日々女声の修行をしています。当日は、ただトレーニングをするだけではなく、ロールプレイをしながら自分の出したい声のキャラクターとイメージを掴むことの大切さを力説。
中でも「ひとり新婚生活」の寸劇にはびっくり! 大人っぽい女性らしい、バブみ溢れるきれいな歌声を披露してくれました。
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バーチャル美少女ねむ
お前は誰だ…⚡ 世界最古の個人系VTuber「バーチャル美少女ねむ」ですっ(≧∇≦)/ 仮想通貨・VR技術で【人類美少女計画】を企む正義の美少女アイドル♪ NHKねほりんぱほりん「バ美肉」出演 Tag: #ねむちゃんねる Blog: http://nemchan.com Skeb: http://skeb.jp/@nemchan_nel
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