仮想空間・メタバースでのハラスメントの実態、そこからかけ離れた議論が横行する現状に一石を投じるため、全世界のソーシャルVRユーザー876名に調査を実施。
VRならではのハラスメントの種類や強度・経験率・物理世界とメタバース双方の生活に与える影響、そして法律やプラットフォームへのユーザー要望等をまとめました。
本記事では、そのうちのPart1「ハラスメント経験率」Part 2「ハラスメントの実態」についてレポートより要点を抜粋して紹介します。
Part 1. ハラスメント経験率
地域・セクシャリティ・サービス別のハラスメント経験率をまとめました。ハラスメント経験率
*定義:本調査では、他のユーザーから不快な思いをさせられる不適切な行為を「ハラスメント」と定義する 全ユーザーの約半数がソーシャルVRのプレイ中にハラスメントを受けた経験があると答えました。SNSやオンラインゲームなど従来のオンラインコミュニケーションよりも高い値を示しました。特に経験率が高いのは、北アメリカ(71.1%)、生物学上の女性(69.1%)、メタバースプラットフォーム・cluster(64.7%)。ただし北アメリカの場合は、オンラインゲームとほぼ同じ割合(67.1%)です。
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