NHK総合で放送中の番組「最深日本研究 〜外国人博士の目〜」で、コミックマーケット特集が放送される。
放送日時は9月23日(火)23時から(NHK総合)。
同人文化を研究するタイ人メディア文化学者であるヴィニットポン・ルジラットさんの目線から、同人文化の最前線で起こる動きを分析する。
日本のポップカルチャーを研究するヴィニットポン・ルジラット
今回の特集でコミックマーケットを紹介するヴィニットポン・ルジラットさんは、青山学院大学の総合文化政策学部で准教授をつとめる人物。
2006年に来日し、東京大学大学院情報学環・学際情報学府で博士号を取得。同人誌即売会やニコニコ動画の歌い手文化などを中心に、日本のポップカルチャーを研究している。
少年画報社の漫画誌『ときめきごはん』で高世えり子さんが連載している、食をテーマにしたエッセイ漫画『日本のごはんどうでしょう?』には、主人公・ポンちゃんとして登場している。
番組公式サイトの概要欄では、ヴィニットポン・ルジラットさんが同人文化を「70年代に始まったこの文化は、ポップカルチャーの原動力となって世界に影響を及ぼしている」と評していることが紹介されている。
また、予告映像ではヴィニットポン・ルジラットさんが「(日本で)同人誌即売会がまだ盛んなことは奇跡的なんですよ」と語っている。
外国人研究者の目線から日本の文化を深ぼりする「最深日本研究」
NHK「最深日本研究 〜外国人博士の目〜」は、日本の文化などを研究する外国人研究者の目線から「日本人も気づかなかった日本の姿」を深掘りする番組。
取材対象の研究内容などにも密着し、日本の何が彼/彼女らをひきつけているのかを明らかにする。
これまでには鉄道やラーメン、部活、お笑い、キャラクター文化、女性のオタク、「バ美肉」などを特集。
「バ美肉」特集には、バーチャル美少女ねむさんやのらきゃっとさんも出演していた。

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