夏冬に開催される大型同人誌即売会「コミックマーケットが、2025年に50周年を迎える。
誕生から半世紀という節目の記念として、コミックマーケット準備会が7月2日、「コミックマーケット50周年記念ロゴ」を公式サイトで公開した。
公開されたロゴは、「50」の数字を中心に、星と会場である東京ビッグサイトを思わせるモチーフが特徴的だ。モノクロとカラーの2種が用意され、使用用途に応じた展開が想定されている。
【画像】コミケ50周年記念ロゴマーク(色違いver.)50年間、社会と並走してきた同人即売会「コミックマーケット」
コミックマーケットの第1回が開かれたのは、1975年12月21日。東京・虎ノ門にある日本消防会館の小さな会議室で開催された。
以降、コミケは独自の進化を遂げ、80年代のサブカルチャーブーム、90年代のオタク文化の普及など、社会の変化を受け止めながら成長してきた。
現在では1日10万人規模の動員を誇り、国内外のファンやクリエイターが参加する祭典として、コミケは世界的にも注目される文化交流の場となっている。
「50周年」ロゴは今後の夏コミ/冬コミの同人誌やグッズにも使用可能
公開されたロゴは、デザイナーの笠置たくやさんが制作。キャッチコピーとして、“Friendship Forever”の英文が添えられている。
ロゴは使用規約に同意した上で、誰でも無料で使用可能。コミックマーケット準備会は、同人誌の表紙やグッズに使用し「50周年イヤー」を盛り上げてほしいと綴っている。
コミックマーケット準備会では、8月16日(土)・17日(日)の「コミックマーケット106」(C106)、12月30日(火)・31日(水)の「コミックマーケット107」(C107)、2026年夏の「コミックマーケット108」(C108)までの1年間、様々な企画を順次開催。「50周年イヤー」を祝福する。
なお、年内に開催される「C106」「C107」では、東京ビッグサイトの大規模改修工事のため、東1~3ホールが使用できない状態となっている。

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