コロナ禍以降では最大の30万人が来場した「コミックマーケット105」(C105)。12月29日、30日と晴天にも恵まれ多くの人で賑わいました。
そんな「コミケ105」にはVTuberグループ・ホロライブも出展。公式アプリ「ホロプラス」の特別企画「ホロボケて選手権」の出張イベントなどを開催し、グッズを販売しました。
開催前にはホロライブの同人誌を頒布するサークルやコスプレイヤーの応援企画を実施。ハッシュタグ「#C105ホロライブ」を付けてXに作品などを投稿するよう呼びかける内容です。
今回KAI-YOUではコミケの取材中に、ホロライブ関連で参加していたサークルの方を中心に調査を実施。
公式が二次創作を応援し公式ハッシュタグを設定する珍しさが話題になった企画は、実際どう受け止められていたのか? 企画の感想を聞いて回りました。
「二次創作をする側としてもやりやすいですし、全体の活気も上がる」
「やってる側としてはありがたいの一言に尽きますよね」と言うのは、ホロライブ関連のサークルで参加していた男性Aさん。
「カバーさんが自らコミケを盛り上げようと動いてくださると、二次創作をする側としてもやりやすいですし、全体の活気も上がると思います」と話します。
企業としては二次創作に対して制限をかけたり、ガイドラインを厳格にしたりするのが通常だが、ホロライブを運営するカバーはむしろ二次創作を推奨する姿勢が嬉しいとも。
これに同意見だったのが、同じくサークル参加していた男性Bさん。企画の感想について聞くと、「今までにない企画で嬉しかったですね」と一言。
「カバーさんの二次創作ガイドラインは他よりはゆるくて、割と自由にさせていただいているのもあって、コミケでもサークル数が多いんだろうなと思います」と話してくれました。
また、「コミケに向けてわざわざ公式がハッシュタグをつくるのは初めて見たかもしれません」と、企画の珍しさにも驚いていた様子でした。
「ハッシュタグが便利」という声が多数
そのほかにも、「大らかというか、寄り添っていただいてますよね。ありがたいです」「企業さんがやるのは珍しいですよね。びっくりしました」などの感想が。
中でもサークル毎の頒布物をXで調べるのに便利だったという声が多く聞かれました。
サークル参加していた女性Cさんは、「めっちゃいいですね。普段は“お品書き C1〇〇”とかで検索してもなかなか絞りきれないけど、今回は探しやすくて助かりました」とのこと。
フブマリ(白上フブキさんと宝鐘マリンさん)推しだという一般参加の男性は、「特にコミケに初めて来る方は助かるし、嬉しいんじゃないでしょうか」と言います。
このようにサークル参加している方も一般参加の方も共通して、公式にハッシュタグが設定されることの利便性に言及していたのは印象的でした。
今後もハッシュタグが継続されるかはわかりませんが、「コミックマーケット105」においては好評を博していたのは間違いありません。
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連載
2024年12月29日(日)・30(月)の2日間にわたって、東京ビッグサイトの東・西・南展示棟(サークル・企業ブース)で開催される“冬コミ”こと「コミックマーケット105」(C105)を特集。
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