サッカーの国際大会・FIFAワールドカップが開幕したということで先日、オススメのサッカー漫画を11作品紹介しました。
観戦の合間や、サッカーに無縁の人にも読みやすいよう、11巻以内で完結している比較的短い作品を選んだのですが、この記事では少しボリュームアップ。
25巻以内で完結、あるいは連載中の9作品をピックアップしました。癖のある作品から王道までご紹介。ワールドカップ開催中の今こそぜひ読んでみてください(そしてKAI-YOUフットサル部への参加もお待ちしております)。
失格となった参加者は、今後何があっても日本代表に入れないため、一種のデスゲームになっているのが特徴。そのためキャラ同士が親交を深めても本質的には敵。ヒリヒリした関係性が緊張感を高める新感覚のサッカー漫画です。
そんな彼がコンタクトが非常に多いサッカーをするんだから面白い。ヘディングもスライディングも断固拒否。握手もユニフォーム交換も却下、でもめちゃくちゃ上手いし実は熱い男・青山くん。気がつけばもう目が離せない。
運動科学総合研究所の高岡英夫さんの科学指導が入っており、トレーニング内容も非常に説得力あり。サッカー経験者でも詳しい人が少ないGKにフォーカスを当てたエピソードや、怪我の予防に関する知識には個人的に目からウロコでした。
弱小サッカー部に入った前作の主人公・恩田希、中学時代に悔いを残す周防すみれ、代表にも選ばれる実力者・曽志崎緑をはじめとした個性豊かなメンバーが、元女子日本代表のコーチと共に駆け上がる王道の作品です。
決して上手くはない主人公が、泥に塗れようが鼻血を垂れ流そうがひたむきにサッカーに取り組む姿に痺れます。一癖あるチームメイトや憎めないライバルたちにも魅力的なキャラクターが多く、群像劇としても楽しめる名作です。
掲載誌を変えつつ40年ほど連載されていますが、この記事で紹介するのは翼くんの学生編(無印)。80年代にアニメ化され国内でサッカーブームを巻き起こしました。日本サッカーの歴史に刻まれ、海外のプロサッカー選手も影響を公言する伝説の作品を、ぜひこの機会に。
そのプレーは日本に収まらず、作品の舞台はサッカー強豪国・イタリアにも広がっていきます。かといって突飛なプレーばかりなのではなく、連載当時のサッカーの潮流も意識した説明も多く、バランスの取れた作品でもあります。
日本人のワールドカップにおける最多得点記録を持つ現役のレジェンドは、漫画のなかに入っても違和感がなく、むしろ既存のキャラクター以上に個性的。抜群の存在感を持って作品を牽引しています。今大会はABEMAでの試合解説も話題です。
確かな実力を持つマツモト、彼をを支える代理人でありビジネスマンのサカザキが世界各地のサッカーチームで活躍、あるいは騒動を起こすのですが、なぜ記憶喪失なのか? という核心に徐々に迫るミステリー要素も楽しめます。 次回は「30巻以上! もはや自分でもサッカーがしたくなる漫画編」をお届け予定です。
観戦の合間や、サッカーに無縁の人にも読みやすいよう、11巻以内で完結している比較的短い作品を選んだのですが、この記事では少しボリュームアップ。
25巻以内で完結、あるいは連載中の9作品をピックアップしました。癖のある作品から王道までご紹介。ワールドカップ開催中の今こそぜひ読んでみてください(そしてKAI-YOUフットサル部への参加もお待ちしております)。
目次
『ブルーロック』原作・金城宗幸、漫画・ノ村優介
得点が最大の仕事であるフォワードの有望株を300人集めて、たった1人が合格となるプロジェクト「青い監獄」の熾烈なサバイバルが描かれる『ブルーロック』。失格となった参加者は、今後何があっても日本代表に入れないため、一種のデスゲームになっているのが特徴。そのためキャラ同士が親交を深めても本質的には敵。ヒリヒリした関係性が緊張感を高める新感覚のサッカー漫画です。
『潔癖男子!青山くん』坂本拓
超イケメンで代表に選ばれるほどの実力者である一方、肌が少し触れ合うのもNGなほどの潔癖症というユニークなキャラクター・青山くんが主人公の『潔癖男子!青山くん』。そんな彼がコンタクトが非常に多いサッカーをするんだから面白い。ヘディングもスライディングも断固拒否。握手もユニフォーム交換も却下、でもめちゃくちゃ上手いし実は熱い男・青山くん。気がつけばもう目が離せない。
『フットボールネーション』大武ユキ
『フットボールネーション』は、アマチュアチームが理論的なトレーニングで強くなり、プロも参加する日本一決定トーナメント・天皇杯での優勝を目指す作品です。運動科学総合研究所の高岡英夫さんの科学指導が入っており、トレーニング内容も非常に説得力あり。サッカー経験者でも詳しい人が少ないGKにフォーカスを当てたエピソードや、怪我の予防に関する知識には個人的に目からウロコでした。
『さよなら私のクラマー』新川直司
女子高生たちのサッカーに懸ける青春を描いた『さよなら私のクラマー』は、前回の記事で紹介した『さよならフットボール』の続編です。躍動感ある試合の描写はサッカー漫画でもピカイチ。弱小サッカー部に入った前作の主人公・恩田希、中学時代に悔いを残す周防すみれ、代表にも選ばれる実力者・曽志崎緑をはじめとした個性豊かなメンバーが、元女子日本代表のコーチと共に駆け上がる王道の作品です。
『ホイッスル!』樋口大輔
強豪サッカー部のある中学に進学したものの、背が低いだけで練習に入れてもらえずに悔しい思いをした主人公が、不退転の決意を持って転校し、才能を開花させていく熱い物語『ホイッスル!』。決して上手くはない主人公が、泥に塗れようが鼻血を垂れ流そうがひたむきにサッカーに取り組む姿に痺れます。一癖あるチームメイトや憎めないライバルたちにも魅力的なキャラクターが多く、群像劇としても楽しめる名作です。
『キャプテン翼』高橋陽一
サッカー漫画と言えば『キャプテン翼』。もはや説明不要、主人公・大空翼がライバルと切磋琢磨しながらプロとして大成していく物語です。掲載誌を変えつつ40年ほど連載されていますが、この記事で紹介するのは翼くんの学生編(無印)。80年代にアニメ化され国内でサッカーブームを巻き起こしました。日本サッカーの歴史に刻まれ、海外のプロサッカー選手も影響を公言する伝説の作品を、ぜひこの機会に。
『ファンタジスタ』草場道輝
離島で奔放に生まれ育ったゆえに、常識外れかつ規格外のプレーをするファンタジスタな主人公の活躍を描く本作。そのプレーは日本に収まらず、作品の舞台はサッカー強豪国・イタリアにも広がっていきます。かといって突飛なプレーばかりなのではなく、連載当時のサッカーの潮流も意識した説明も多く、バランスの取れた作品でもあります。
『ファンタジスタ ステラ』草場道輝
上記の『ファンタジスタ』の続編に当たる本作には、なんとサッカー選手の本田圭佑さんが参戦。さらに原案として関わっており、連載開始が発表された際には話題になりました。日本人のワールドカップにおける最多得点記録を持つ現役のレジェンドは、漫画のなかに入っても違和感がなく、むしろ既存のキャラクター以上に個性的。抜群の存在感を持って作品を牽引しています。今大会はABEMAでの試合解説も話題です。
『LOST MAN』草場道輝
『ファンタジスタ』と『ファンタジスタ ステラ』の作者・草場道輝さんによる『LOST MAN』は、記憶喪失のプロサッカー選手を主人公にした一風変わったサッカー漫画です。確かな実力を持つマツモト、彼をを支える代理人でありビジネスマンのサカザキが世界各地のサッカーチームで活躍、あるいは騒動を起こすのですが、なぜ記憶喪失なのか? という核心に徐々に迫るミステリー要素も楽しめます。 次回は「30巻以上! もはや自分でもサッカーがしたくなる漫画編」をお届け予定です。
この記事どう思う?
0件のコメント