ぶっちゃけ日向坂46としての活動についてはまだ詳しくありません。
あくまでサッカーが、そしてリバプールが好きな筆者から見た影山優佳さんの姿であり、日本サッカー界における彼女の現在の話です。
てなわけで、きみは知っているか。
日本サッカー界に颯爽と現れ、あらゆるサッカーコンテンツを席巻し、またたく間にポジションを勝ち取った影山優佳を。
日向坂46の最終兵器こと影山優佳
「あなたのハートにゲーゲンプレス」でおなじみの影山優佳さん(筆者はリバプールのサポーターなのでこれだけでやられました)。2001年5月8日生まれ。東京都出身。
日向坂46のメンバーとして活動中の19歳です(日本の至宝・久保建英さんと同い年)。
中学3年生だった2016年にけやき坂46(現日向坂46)のオーディションに合格し活動を開始。
2018年から学業に集中するため一時的に活動を休止し、この2020年5月から活動を再開しています。影山優佳 活動再開のお知らせ#日向坂46#影山優佳https://t.co/ItS3cf2fZa
— 日向坂46 (@hinatazaka46) May 26, 2020
ここまでが基本的なプロフィールですが、この活動再開後からの勢いが凄まじいというか、クロップ・ドルトムント顔負けのゲーゲンプレスばりに怒涛なのです。
ブレイクのきっかけは連載「影山優佳のWE LOVE Jリーグ」
影山無双とでも言うべき大躍進のきっかけは、活動再開から間もない5月30日。公式ブログでJリーグの各チームを紹介する連載「影山優佳のWE LOVE Jリーグ」をスタートさせたことでしょう(外部リンク)。
コロナ禍の影響でJリーグの開催が危ぶまれていた当時、影山さんは「私なりに盛り上げられる支えられる方法はないのだろうか!」と連載企画を考えたそう。
そしてこの内容がかなり本格的だったので、またたく間にサッカーファンのタイムラインで話題になりました。
しだいにサッカーメディアやスポーツ新聞が彼女に注目し、これまでにサッカー専門メディアの「ゲキサカ」「サッカーキング」「FOOTBALL ZONE」などに登場。今回は #Jリーグ の #村井満 チェアマンがゲスト⚽
— FOOTxBRAIN (@foot_brain) October 2, 2020
そして、前回出演時に熱すぎるサッカー愛で世間を驚かせた #日向坂46 #影山優佳 さんがスペシャルアナリストとなって再び登場✨見逃せません!#FOOTBRAIN#テレビ東京 #毎週土曜 #24時20分 pic.twitter.com/UOXHZWo4Xg
そして本日10月24日、NHKで21時から放送される「Jリーグタイム」への出演を間近に控えています。
ドミニク・キャルバート・ルーウィンを推すアイドル
アイドルという肩書きのポップさはロナウジーニョの笑顔を思い出させ。明日10月23日(金)6:00〜放送のJ-WAVE「-JK RADIO- TOKYO UNITED」内コーナー「Yakult FOOTBALL FANATIC」に影山優佳が出演致します⚽️
— 日向坂46 (@hinatazaka46) October 22, 2020
出演時間は8:10〜を予定しております✨
ぜひお聴きください👟#tokyounited#日向坂46#影山優佳https://t.co/4Q3YM6vsND pic.twitter.com/eiyeaW2wwR
「DAKE JA NAI テイジン」…じゃなかった伊達じゃないサッカーへの知識は、元日本代表で現解説者の戸田和幸さんの熱意を彷彿とさせ。
それを的確な場面で違和感なく差し込む姿はマケレレばりに気が利いてます。
影山さんはミルナーばりのユーティリティー性を兼ね備えた万能プレーヤーです(強引でしょうか? いいやそんなことない!)。 そんな彼女に注目した個人的なきっかけは、6月に公開された『日刊スポーツ』に掲載されたインタビュー記事でした。
そこで影山さんはレジェンド・中山雅史さんの4試合連続ハットトリック、ストイコビッチ監督(当時)が革靴で蹴り込んだ伝説のゴールと、それに関連する松田直樹選手の小話などなど、わかる人にしかわからないエピソードを披露。
ほかにも、自身が生まれてもいない80年代の映像を見ていたことや、4級審判員の資格をとった経緯などを語っていて、まあとにかくびっくりしました。
この記事を見たサッカーファンの多くは「この人は本物だ」と思わされたのではないでしょうか。
余談ですが、同じく『日刊スポーツ』では「いま推しの選手は?」という企画にも登場。日向坂46影山優佳が選ぶJと海外の推し選手は?#日向坂46 #影山優佳 #jleague #Jリーグ #soccer https://t.co/Yqi4UPgWGh
— 日刊スポーツ (@nikkansports) June 26, 2020
そこで和田拓也選手(横浜FM)やドミニク・キャルバート・ルーウィン選手(エバートン)を挙げていて、「やっぱり本物だ…!」と思いました。
ちなみにキャルバート・ルーウィン選手はプレミアリーグでいま大ブレイク中。さすがの慧眼(ライバルチームであるリバプールのサポーターとしてそろそろ落ち着いてほしい)。
アイドルとサッカーの世界をつなげる
そうしていまや、日本サッカー界では知らぬものはいないといった具合の影山さん。今後もさまざまな場所でその姿を見かけることになりそうですが、彼女が偉大なのは「サッカーに興味がないアイドルファン」がサッカーを知るきっかけとなり、「アイドルに興味がないサッカーファン」がアイドルを知るきっかけになったことです。
彼女が改めて自己紹介したブログには、将来の夢のひとつに「サッカーで世界をつなげる人」とあります(外部リンク)。
この“世界”が何を指すのかは本人に聞かなければわかりませんが、影山さんはいま、アイドルとサッカーの世界を確実に近づけています。
事実、アイドルに縁のなかった筆者はこんな記事を書いてますし、サッカーに興味のない弊社のアイドル好きエンジニアはたびたびサッカーを話題にします。「Jリーグとアイドルの親和性が⾼い」様々な選⼿やチーム、多種多様な戦術や技がある。またチームとサポーターの⼼の距離が近く「推し」としての選手やスタッフ、クラブのサポーターや地域の人たちなどを巻き込んだ⼀体感と感動は、夢を⼀緒に追いかける姿を想起させる。https://t.co/QJVV5Nls3t
— 外池大亮 (@tono_waseda) July 1, 2020
知らない世界への扉を開くきっかけをつくること。
これって本当にすごいことです。
愛される理由は企画でも役割でもない影山優佳だから
日本サッカー界にはいままでにも「高校サッカー選手権応援マネージャー」「Jリーグ女子マネージャー」など、盛り上げ役を担ってくれた方々がいました。あるいはタレントやお笑い芸人が同様の役を担ってきました。
しかしこれらは企画であり、代替可能な枠です。無粋ですが、あえて言うなら用意された(つくられた)役割です。
その点、影山さんは自然発生的に現れました。“マネージャー”のような肩書きのない“影山優佳”その人として。
しかもびっくりするぐらいサッカーへの造詣と愛が深かった。
だからこそ日本サッカーの関係者に愛され、あらゆる場面に引っ張りだこになっているんでしょう。
またタイミングも良かったかもしれません。#影山優佳 さんは今までのサッカー好きアイドルと一味違う。先日仕事でご一緒させて頂きましたがあらゆる角度からの視点知識がある。恐るべしアイドル #日向坂46 https://t.co/dyBQh88RF1
— 北澤豪 (@Kitazawa_key) July 2, 2020
足立梨花さん、佐藤美希さんとバトンを繋いできた「Jリーグ女子マネージャー」はいま不在。
男性タレントに目を向けると、「サッカー アース」に出演し筆頭だった手越祐也さんは、YouTubeへと活動の軸足を移しています。
そこに追い打ちをかけるようにコロナ禍です。
サッカーコンテンツを制作している方々は、影山さんの登場にマラドーナもとい神の降臨を見たのではないでしょうか。
今日も誰かが「あなたのハートにゲーゲンプレス」されてる
そんなわけで、影山さんの登場は2020年の日本サッカー界にとっては大きな出来事でした。ただ、影山さんの本職(といっていいのかわかりませんが)はアイドルです。
そんなことを考えさせられるぐらいには、影山さんのことを応援するようになりました。
以上、「あなたのハートにゲーゲンプレス」されたリバプールファンが、影山優佳さんの推すようになるまでの話でした。
アイドルってすごいですね
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:4147)
影山優佳さんは東京大学を受験する程の秀才であり、番組などを観ても知識量だけでなく頭の回転も早い。
これだけの番組に呼ばれるのは知識やキャラクターだけでなく、社交性が高く愛される人間性にもあるのではないでしょうか。彼女の夢のひとつに、女性初のJリーグチェアマンになる、というものがあります。ぜひとも応援宜しくお願いします。