『ダークソウル』が小説化 オリジナルストーリーであの絶望を、もう一度…

『ダークソウル』が小説化 オリジナルストーリーであの絶望を、もう一度…
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『小説ダークソウル 弁明の仮面劇』

ゲームメーカー・フロムソフトウェアの代表作であり、そして高難易度のゲームとして知られ、数多のプレイヤーを絶望の淵に叩き落した『DARK SOULS(ダークソウル)』が小説化。

小説 ダークソウル 弁明の仮面劇』(DARK SOULS the novel :Masque of Vindication)として、10月25日にアメリカと日本で同時に発売された。

小説版を執筆したのは、「スター・ウォーズ」など数多くのSF作品やゲームの関連作品を手掛けてきたビッグネームであるマイケル・A・スタックポールさん。

翻訳は、『ロードス島戦記』などで知られるクリエイター集団・グループSNEの代表をつとめる安田均さんと、ボードゲーム関連作品の翻訳を手がける羽田紗久椰さんが担当している。

小説版では、主人公である魔術師のフェーラノスが死を繰り返し困難に立ち向かう様やアイテム・魔術など、ゲームで登場する要素を示唆しつつも、オリジナルのストーリーを描いている。

世界を魅了した伝説の作品『DARK SOULS』

DARK SOULS REMASTERED 発売ロンチトレーラー
「DARK SOULS」は、シリーズ3作品で累計2700万本を売り上げた伝説のRPG。

その難易度の高さやダークな世界観から世界中に根強いファンを持ち、世界的な権威を誇るゲーム表彰イベント「ゴールデンジョイスティックアワード」で、この50年で最高のゲームに送られる特別賞「Ultimate Game of All Time」を受賞するなど、高い評価を得ている。

「DARK SOULS」シリーズとしては3作品が発売されているほか、前身的作品として『Demon's Souls』が存在。それらを含めて「ソウルシリーズ」と呼ばれることや、フロムソフトウェアの別作品『Bloodborne』を含めて「ソウルボーン」と呼ばれることもある。

断片的に描かれる壮大な物語

DARK SOULS III オープニングシネマティックトレーラー
『DARK SOULS』を含む近年のフロムソフトウェアの作品では、ストーリーが特殊な描かれ方をすることが多い。

基本的にはオープニングで大まかな物語が描かれ、それ以外では登場人物たちのセリフやアイテムの説明文として、壮大な世界観の一部が断片的に語られるのみ。それゆえにその背景を考察をするプレイヤーも数多く存在する。

公式からデザイン集に加え、その世界観を利用したTRPGも存在してはいるが、それでもその世界の細部は謎に包まれたままだ。

オリジナルストーリーとはなるものの、小説版の登場はファンならば垂涎ものだろう。

Dark Souls™& ©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©FromSoftware, Inc.
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