韓国発バーチャルアーティスト・APOKIインタビュー 日本語は『河童のクゥ』で覚えた?

APOKI、突如ドンキのテーマソングを熱唱する

タワーレコード渋谷店を訪れたAPOKI

──前作「Coming Back」日本語版の活動時に、東京を訪れる様子がSNSにアップされていましたが、観光などはされましたか?

APOKI 実は音楽活動の前からプライベートで訪れたことがありました。日本で好きなものはたくさんあるんですが、すき焼き、寿司……そして抹茶味のアイスは本当に最高です。

でも一番好きな場所はドン・キホーテです! 本当に安いものからブランド品まで何でも揃っているのが面白いし、おやつもたくさんあるところが大好きです。お店で流れている歌も丸暗記するぐらい長く滞在しました。

ドンドンドン、ドンキ~ドンキ~ホ~テ~♪(突然熱唱)
唐突にドン・キホーテの曲を歌いはじめるAPOKI
──いきなり本気の歌唱(笑)。東京以外に行ったことがある場所はありますか?

APOKI 沖縄、大阪、京都にも行ったことがあります。沖縄に行ったときには台風が来ていて、雨が激しく降る中でシュノーケリングをした思い出があります。

──そもそも日本に興味を持つようになったきっかけは何ですか?

APOKI 日本の漫画やアニメが好きだったんです。一番好きなのは『ONE PIECE』で、ほかには『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は』も大好きです。

そういう作品を楽しんでいると、自然と日本のことが気になるんです。それで実際に日本を訪れてみたら、漫画やアニメで見たままの光景が広がっていて、一層大好きになりました。
2ndシングル「Coming Back」日本語ver.
──以前、ゲームの「アトリエ」シリーズをプレイされているというお話もうかがいましたが。

APOKI ゲームも大好きです。『フィリスのアトリエ』と『ソフィーのアトリエ』はクリアしました。「アトリエ」シリーズはまだたくさんあるので、これからどんどんやっていきたいです。

あとは『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE(ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ)』も買ってあるんですが、進め方がいまいちわからないのでちょっと放置してしまっています(笑)。

──日本では、韓国カルチャーが好きな人と、アニメ・漫画・ゲームといったカルチャーが好きな人との間には、少し距離があるイメージもあるので、APOKIさんがその両方に興味を持っているのは面白いですね。ゲームを通じて日本のファンとの交流が生まれるかもしれません。

APOKI おー! それは望むところです!

プライベートでもよく遊ぶAPOKIクルーの面々

──忙しい毎日だと思いますが、空き時間はどんな風に過ごしていますか?

APOKI アニメや映画を観ることが多いです。今はそれこそ「アトリエ」シリーズに夢中なので、とても忙しいですね。

一緒に活動しているバックダンサーのOVA(オヴァ)とDOZU(ドジュ)と遊びに行くこともあります。

バックダンサーの2人。左がDOZU(ドジュ)さん、右がOVA(オヴァ)さん。

──今お話に出た、バックダンサーのOVAさん、DOZUさんについてもお聞きします。見た目はそっくりなお二人ですが、声や振る舞いはそれぞれ特徴がありますよね。

APOKI 二人とは、とあるダンスコンテストで出会って友達になりました。ずっと一緒に活動していて、楽曲の振付も担当してくれています。

二人を区別するポイントは声ですね。声がそのまま性格を表しているんですよ。OVAはエナジーに満ちていて、DOZUはやわらかくて可愛い雰囲気です。でも長く一緒にいると、OVAの繊細さだったり、DOZUの耐え抜く力だったり、意外な一面も見えてきます。

──二人のYouTubeチャンネルも開設されていますね。6月には3人でのYouTube番組も始まり、こちらは激辛モッパン(食事放送)やダンスを当てるクイズなど、よりストリーマーらしい内容です。どうしてこの番組を始めることになったのでしょうか?

APOKI もちろん音楽やパフォーマンスを見せるのも面白いんですが、3人でいるときの愉快な雰囲気や、普通の友人同士のやりとりもみなさんに見せたかったんです。

企画は最初の段階でいろいろ考えていたこともあるんですが、ファンの方々がやってほしいことをコメントしてくれるので、今はそれを見ながら企画を練っています。なので今後どんな動画や配信が行われるのか、まだ私たち自身にもわかりません。ぜひ楽しみにしていてほしいです!
3人によるYouTube番組
──配信では、通訳のスタッフが白いボールのようなアバターで登場するなど、所属するVV Entertainmentのクルーの方々とも、楽しげな雰囲気が伝わってきます。

APOKI そうですね、和気あいあいとしていると思います。カメラが回っていないときにOVAやDOZUと話していると、収録中よりも面白い言葉が出てくるんです。そうするとクルーのみんなが残念がって「収録前はもうしゃべらないで!」って言われています(笑)。

みんなプライベートでも仲が良いので、よく食事に行くこともありますね。

1
2
3

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

音楽・映像の週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ