韓国出身の音楽プロデューサー・TAKさんが5月15日、新曲「孤独サイコ(Psycho Mode)」をリリースした。
「孤独サイコ(Psycho Mode)」は、初音ミクを用いたVOCALOID(ボーカロイド)楽曲。
歪んだシンセベースやポストコーラス(いわゆるドロップ)を取り入れたサウンドや楽曲展開が特徴。
SNS時代を生きる若者たちの「孤独・執着・嫉妬」といった複雑な感情を表現している。
韓国と日本を跨いだ音楽性で注目・TAK
TAKさんはこれまで、NCT 127やStray Kids、TWICEなど、韓国の人気アーティストの楽曲制作にも参加し、K-POPというグローバルなメインストリームを経験。
また、音楽ゲーム『DJMAX』への楽曲提供も行っている。
TAKさん
2023年には音楽ユニット・Dareharu(ダレハル)の楽曲「순혈주의자 (Pure Blood)」に参加。本楽曲では、J-ROCKを土台としつつ、K-POP的な要素も織り交ぜたアプローチが試みられている。
2025年にリリースした「トッケビの花(도깨비꽃)」では、韓国的な叙情性と現代的なクラブサウンドを融合。
YouTube Music韓国チャートで78位にランクインし、ミュージックビデオランキングでも12位を記録するなど、その影響力を広げている。
日本向けのオリジナル作品のリリースも予定 「THE LUV BUGS」にも出演
TAKさんは、2024年8月に「mochimochi」でボカロPとしてデビュー。
VOCALOID文化に参入後は、YouTubeで累計500万回再生を超えた代表曲「LEMON MELON COOKIE」などを通じて、日本のリスナーの支持も獲得している。
今後は、日本市場に特化したオリジナル作品のリリースも予定しているとのこと。
5月31日(土)には、東京都・渋谷のWOMBにて開催のイベント「THE LUV BUGS Vol.2」への出演が控えている。

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