嵐が5月31日、ラストライブツアー「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」の千秋楽公演を東京ドームで開催した。
本公演をもって、約26年半に渡るグループの歴史に幕を下ろした嵐。
大野智さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、二宮和也さん、松本潤さんのメンバー5人が見せたのは、紛れもない“国民的アイドル”として真髄だった。
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嵐からファンへ贈られた壮大なアンコール「We are ARASHI」
今回の千秋楽公演で、嵐は3時間半に渡り全33曲を熱唱。
その模様は映像配信サービス「FAMILY CLUB online」を通じて全世界に生配信され、無数のファンがその姿を目に焼き付けた。
筆者はツアー初日の北海道・札幌ドーム(大和ハウス プレミストドーム)公演を現地で観覧していたのだが、今回のラストライブツアーは、最初から最後まで一貫してセットリストに調整が加えられず、アンコールの時間も設けられていなかった。
嵐/画像はStorm Labelsより
2025年5月のツアー開催発表当時、嵐は今回のライブにおけるテーマをコロナ禍によって実現しなかった「ファンの皆さんに“直接感謝を伝える”“直接パフォーマンスを見てもらう”」ことだと綴っていた(外部リンク)。
2020年末の活動休止から6年を経て、再び5人が集まったこのラストライブツアーのすべてこそが、嵐からファンへ贈られた壮大なアンコールとも言えるのではないだろうか。
嵐のライブのベスト盤──黄金期の楽曲が中心のセットリスト
セットリストの中心となったのは、嵐の黄金期とも言える2000年代後半〜2010年代前半のシングル表題曲だ。
そこに、メンバーそれぞれが2曲ずつ選出した「メンバーズセレクション」の10曲や、長年ライブで披露されてきた定番曲などが彩りを添える。
ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』/画像は公式Xより
その構成はまるで、大ヒット曲が詰め込められたベスト盤のよう。
数々の名曲を世に送り出し、J-POP史にその名を刻んだ嵐。メンバーが出演したドラマやCM、そしてタイアップソングは枚挙にいとまがない。当時のTVやラジオからはいつも彼らの歌声が聞こえていた。
今回のラストライブで披露された楽曲も、あの時代を生きた人間ならば誰しもが一度は耳にしたことがあるものばかりだっただろう。
今回のラストライブを生配信で見届けたファン以外の層も、嵐が平成後期のJ-POPシーンを象徴する国民的アイドルであることを、改めて思い知らされたに違いない。
「NHK紅白」のメッセージが蘇る、ラストステージに架かった虹
ラストステージの幕開けを飾ったのは、松本潤さん主演のドラマ『夏の恋は虹色に輝く』主題歌の「Løve Rainbow」(2010)。
イントロとともにバックスクリーンに映し出されたのは、虹の映像だった。
その光景に、嵐が2020年末の活動休止直前に出演した「NHK紅白歌合戦」のパフォーマンスを思い出した人も少なくないだろう。
「Løve Rainbow」/画像は公式Xより
当時、松本潤さんは「嵐が去った後に、虹のかかった美しい空が、どうか皆さんの前に広がりますよう。明けない夜はないと信じて」と視聴者に向けてメッセージを残していた。
メンバー5人が立つその場所に架かった虹は、あの日の願いが、ついに果たされたことを物語っているようだった。
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