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連載 | #5 アニメーションズ・ブリッジ

『イヴの時間』から『アイうた』へ 吉浦康裕が提示したAI表現と劇場アニメの臨界点

『イヴの時間』から『アイうた』へ 吉浦康裕が提示したAI表現と劇場アニメの臨界点
『イヴの時間』から『アイうた』へ 吉浦康裕が提示したAI表現と劇場アニメの臨界点

『アイの歌声を聴かせて』

POPなポイントを3行で

  • 吉浦康裕『アイの歌声を聴かせて』レビュー
  • 『イヴの時間』から変化したAIへの価値観
  • 近年の劇場アニメの演出を物語としても成立
劇場アニメというと、大きく分ければ二種類が存在する。テレビシリーズやOVAなどの劇場版と、劇場で初めてアニメ化されるタイトルだ。または、アニメファン向けのコアタイトルと、一般大衆にも向けて公開される作品というジャンル分けも可能だろう。

現在公開中の作品でいうのであれば、『劇場版アルゴナビス 流星のオブリガート』はコアタイトルで、『アイの歌声を聴かせて』(通称・アイうた)は後者なのではないかと筆者は考える。

『アイうた』劇中でのセリフにもあるように、一般大衆向けのオリジナル映画では「少年少女が物語を牽引し、世界を揺るがす大事件を解決する」ことがままある。

ひとつのギミック(キャラクターないし場所・コト)に主人公たちが巻き込まれ、陰謀渦巻く事象に遭遇。それをなんとか力を合わせて解決していく……という流れだ。「ドラえもん」や「名探偵コナン」の劇場版も半ばこの流れを踏襲している、といえばわかる人もい...

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