ショートムービープラットフォーム・TikTokを運営しているBytedance株式会社が、2021年第2四半期(4月1日~6月30日)コミュニティガイドライン実施レポートを発表。
プラットフォームの安全性と信頼性を維持するため、またポリシーに違反したために削除されたアカウントやコンテンツの性質や数を公開。
加えて、いじめ、ヘイト、ハラスメントなどの嫌がらせ行為からユーザーを保護するために行なった最新アップデートについても発表した(外部リンク)。
これらの動画のうち、投稿から24時間以内に93%が削除され、94.1%がユーザーから報告される前に削除された。
検知システムの改善により、削除されたコンテンツの87.5%は一度も視聴されていないという。これは前回レポートの数値(81.6%)よりも向上している。
また、一部違反コンテンツを自動的に検知し、削除するシステムをより多く導入。これにより、全削除件数のうち1695万7950本の動画が削除された。
動画の内容とコメント欄などが悪用されやすい動画プラットフォーム。悪質なコンテンツがたった2ヶ月で8000万件超も生まれていることに驚くが、視聴者の目に入る前にこれほどのコンテンツが削除されているのも驚きだ。
同月には、不適切または違反の可能性のあるコメントを投稿する前に考え直すコメント再考機能が追加に。10人中4人を超える人がコメントの撤回・編集を選択しており、編集後のコメントの大部分はポリシー違反をしていないという。
また7月にはライブ配信機能「TikTok LIVE」の配信者側が不親切な視聴者をLIVE中一時的に非表示にでき、その人のコメント履歴もすべて削除される機能が追加された。配信者は、キーワードフィルターを使用しコメントを制限することも可能になっている。 TikTokに限らず、YouTubeやTwitterなど他のプラットフォームでも不適切な動画や投稿への対処、あるいはアカウントの削除や報告のためのプロセスが様々に展開されている今。
誰でも手軽に投稿できるからこそ、ユーザーを守るための対策の質の向上が常に求められている。
プラットフォームの安全性と信頼性を維持するため、またポリシーに違反したために削除されたアカウントやコンテンツの性質や数を公開。
加えて、いじめ、ヘイト、ハラスメントなどの嫌がらせ行為からユーザーを保護するために行なった最新アップデートについても発表した(外部リンク)。
コンテンツの自動検知・削除システムで対策進む
Tiktokでは、2021年4月から6月にかけての2ヶ月間、コミュニティガイドラインや利用規約に違反したとして、世界で8151万8334本の動画が削除された。これはアップロードされた全動画の1%未満に当たる。これらの動画のうち、投稿から24時間以内に93%が削除され、94.1%がユーザーから報告される前に削除された。
検知システムの改善により、削除されたコンテンツの87.5%は一度も視聴されていないという。これは前回レポートの数値(81.6%)よりも向上している。
また、一部違反コンテンツを自動的に検知し、削除するシステムをより多く導入。これにより、全削除件数のうち1695万7950本の動画が削除された。
動画の内容とコメント欄などが悪用されやすい動画プラットフォーム。悪質なコンテンツがたった2ヶ月で8000万件超も生まれていることに驚くが、視聴者の目に入る前にこれほどのコンテンツが削除されているのも驚きだ。
コメント再考機能やライブ時コメントミュート機能も
この3月には、コメント欄のフィルタリング機能が加わり、複数のコメントを一度に削除・報告したり、アカウントを一括してブロックできるようにもなるなど、悪質なアカウントを遠ざける方法を模索しているTikTok。同月には、不適切または違反の可能性のあるコメントを投稿する前に考え直すコメント再考機能が追加に。10人中4人を超える人がコメントの撤回・編集を選択しており、編集後のコメントの大部分はポリシー違反をしていないという。
また7月にはライブ配信機能「TikTok LIVE」の配信者側が不親切な視聴者をLIVE中一時的に非表示にでき、その人のコメント履歴もすべて削除される機能が追加された。配信者は、キーワードフィルターを使用しコメントを制限することも可能になっている。 TikTokに限らず、YouTubeやTwitterなど他のプラットフォームでも不適切な動画や投稿への対処、あるいはアカウントの削除や報告のためのプロセスが様々に展開されている今。
誰でも手軽に投稿できるからこそ、ユーザーを守るための対策の質の向上が常に求められている。
ネット環境の変容
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント