また、第三者割当増資も実施し、約8億円の資金調達を実施したことも発表。
新型コロナウイルス禍において、経営陣の集合写真を撮影することができず、社名に関わる「勇者」一行を模したイラストが公開されている。 経営陣のほかに株主として株式会社Wright Flyer Live Entertainment代表取締役社長・荒木英士さん、株式会社セプテーニ・ホールディングス代表取締役・佐藤光紀さん、株式会社gumi取締役会長・國光宏尚さんらが名を連ねている。
「ゲーム部プロジェクト」を中心にVTuber事業を展開
株式会社Unlimited(現・株式会社Brave group)では、「ゲーム部プロジェクト」のほかに、「あおぎり高校ゲーム部」「COCOA CHANNE」「クレア英会話」などの複数のVTuberに関連したチャンネルを多角的に展開。しかしながら、人気絶頂の中で突然の声優の交代やパワハラ疑惑が浮上。運営体制への批判が殺到する騒動が複数回にわたって巻き起こった。
これによって登録者の解除運動が発生したほか、それ以降、他の事務所でも同様の問題やスキャンダルが多く報告・告発されるようになるなど、VTuber業界全体の在り方が問われる出来事となった。
「れそ」さんは退任 経営陣の刷新も
今回の社名変更にあたり、元代表取締役CEOであり「ゲーム部プロジェクト」で中心的な役割を担っていたとされる上西恒輔さん(「ぷよぷよ」の有名プレイヤー・れそさんとしても活動)は退任。なお、新規の主要株主として、アニヴェルセルHOLDINGS、AGキャピタル、セプテーニ・ホールディングス、みずほ成⻑⽀援第3号投資事業有限責任組合、efu Investment、gumi ventures3 号投資事業有限責任組合、マイナビ、⽚⼭晃さんなど複数の個人投資家が挙げられている。
株主たちのコメントでは「バーチャル」という言葉が使われているものの、代表取締役・野口圭登さんの「Brave groupに込めた想い」という檄文や企業コンセプトでは、「エンターテインメント」を強調しており、VTuberやYouTube事業に限らない、新たなエンターテインメント領域での事業を予見させる内容となっている。
少しでも世の中に”勇気”と”笑顔”を。これからの新しいエンターテイメント業界の勇者となりたい。
2020年は、誰一人として予想もしなかった新型コロナウイルスの感染拡大により、日本国内は先行き不透明な状況となっています。
エンターテイメント事業を主軸とする弊社では、このような不安が広がる世の中において、少しでも世の中を”勇気”づけ、笑顔にするプロダクトを創りたいという想い込めて「Brave group」に社名変更を行うことを決めました。
「Brave group」の社名の由来は「勇者」から着想しています。 私が愛するIPの主役には「勇者」が多く、 まさにエンターテイメントというジャンルにおいて、「勇者」は欠かせない存在です。
我々Brave groupとしては、 これからの新しいエンターテイメント業界の勇者となり、 皆さまに多くの笑顔を提供できるよう、業界をリードするプロダクト創りに励み、社会や世の中に貢献していきたいと思っています。
株式会社Brave group
代表取締役 野口圭登【Brave groupに込めた想い】
バーチャルYouTuberとビジネス
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